近刊検索 デルタ

2024年7月26日発売

ふらんす堂

出版社名ヨミ:フランスドウ

風の楯

句集
句集
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
◆第二句集

枯蓮の水を支へに立ち尽す
ひぐらしの声の汀を歩みゆく
春風や便箋を買ひ花を買ひ
第一句集から16年、その間の作品は素材が広がり、さまざまな叙法が試みられている。多彩な季語の使用にも工夫があり、読み終わった後のすがすがしさが山下さんの俳句の魅
力である。
片山由美子


◆自選十二句
踝のふたつに夏の来たりけり
満天の星に乾かす登山靴
合流を拒む本流男梅雨
足跡のふかぶか残り落し水
露けしや金色堂の覆堂
始まりの波を大きく紙を漉く
おほかたの杭の傾き雪解どき
来し方のとざされてゆく花吹雪
青空の奥処を得たる木守柿
小粒なる秩父の柚子の柚子湯かな
旅鞄にまで飛び来て波の花
かざす手のほかは暮れゐて夕焚火
著者略歴
山下由理子(ヤマシタユリコ yamashitayuriko)
1958年 福島県生まれ 1995年 「狩」入会 1999年 毎日俳壇賞 2001年 第23回狩座賞 2002年 「狩」同人 俳人協会会員 2007年 第一句集『野の花』上梓 2008年 第30回「狩」弓賞 2019年 「狩」終刊により「香雨」入会 現 在 「香雨」同人 俳人協会幹事 俳人協会埼玉県支部世話人
タイトルヨミ
カナ:カゼノタテ
ローマ字:kazenotate

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
一番やさしい俳句再入門
実は俳句の本をけっこう出しています

-- 広告 -- AD --

山下由理子 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。