近刊検索 デルタ

2024年4月9日発売

青弓社

出版社名ヨミ:セイキュウシャ

ヴァイオリンを弾き始めた日本人

明治初年、演奏と楽器製作の幕開け
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内容紹介
ヴァイオリンは、宗教的・教育的・政治的な意図が折り重なるなかで日本に導入された。演奏技術や楽器製作に関して緻密な資料調査を積み重ね、日本の近代化と歩調を合わせるようにヴァイオリンが受容された過程とそれに関わった人々の熱量を現代に再現する。
目次
はじめに

第1部 「楽器中の帝王」日本での普及の始まり

第1章 ハリストス正教会とヴァイオリン
 1 日本の正教会でのヴァイオリン伝習の始まり
 2 ハリストス正教会の日本人たちの活動の様相

第2章 雅楽家の有志団体・洋楽協会が「欧州管絃楽」を実現するまで
 1 ヴァイオリン指導の先駆けになった二人のお雇い外国人
 2 伶人たちのヴァイオリン習得――『洋楽協会記録』から

第3章 音楽取調掛でのヴァイオリンと管絃楽
 1 ヴァイオリンと管絃楽に関する教科制定の変遷
 2 音楽取調掛時代のヴァイオリン譜
 3 ドイツとボストンの音楽教育界でのヴァイオリン

第2部 ヴァイオリン関連産業の発展の様相

第4章 ヴァイオリンの国産――手工芸から近代型産業へ
 1 音楽取調掛と洋楽協会が購入したアメリカ製の楽器
 2 ヴァイオリンの流通と初期の国内楽器製造の状況
 3 ヴァイオリン製作が産業に発展するまで

第5章 ヴァイオリン普及の拡大――消費の対象として
 1 ヴァイオリン譜の出版と流通
 2 学びと演奏環境をめぐる諸情報

おわりに

参考文献一覧

あとがき
著者略歴
梶野 絵奈(カジノ エナ kajino ena)
3歳でヴァイオリンを始める。国立音楽大学器楽学科ヴァイオリン専攻卒業。オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学大学院器楽学科ヴァイオリン専攻修士課程修了。モーツァルテウム管弦楽団賛助出演などクラシックの本場で多数の演奏会に出演。カナダ・オタワでジョン・カズシ基金助成によるリサイタルシリーズをおこなって以来、国内外でリサイタルを開催。室内楽、オーケストラの演奏でも活躍する傍ら、「かじのヴァイオリンスクール」を主宰して後進の育成にも力を注いでいる。徳永二男、カルビン・ジープ、ハーゲン弦楽四重奏団などに師事。2007年に東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース修士課程入学。19年に博士号(学術)取得。現在は武蔵野大学非常勤講師、東京大学非常勤講師。専門は音楽学、比較音楽論。著書に『日本のヴァイオリン史――楽器の誕生から明治維新まで』、共編著に『貴志康一と音楽の近代――ベルリン・フィルを指揮した日本人』(ともに青弓社)がある。
タイトルヨミ
カナ:ヴァイオリンヲヒキハジメタニホンジン
ローマ字:vaiorinohikihajimetanihonjin

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