目次

事実錯誤〈基礎事情錯誤〉と民法95条2項の「表示」
フランス法における障害錯誤論
債権法改正と消費者契約法による承継
表見代理における白紙委任状の機能と解釈
処分行為と公示の関係
契約としての保証
個人保証の成立要件と方式の概念
債権譲渡における債務者の包括的抗弁放棄の効力
契約類型の戦略的選択
時効消滅した債権を自働債権とする相殺の抗弁と重複起訴の禁止
競争排除としての独占交渉権
双務契約の法定解除の効果
解除権の権利行使期間と催告による解除権の消滅
不当条項の内容規制と契約全体の考慮
他人物贈与における贈与者の義務と責任
贈与者の契約不適合責任の課題と展望
契約不適合がある種類物が引渡し後に滅失・損傷した場合における危険の移転について
売買契約の附款としての所有権留保
金銭消費貸借における損害賠償をめぐる問題についての覚書
サヴィニの金銭消費貸借論について
借上げ公営住宅と契約法理
不動産賃料の前払とその対抗力
借地借家法における「建物所有目的」の意義
事務管理制度と土地所有権に対する制約
不当利得法における使用利益返還義務と類型論
責任保険による故意不法行為の損害填補の可能性の検討
ドイツ民法におけるデジタル遺産
法律行為概念をめぐって