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定価:10,560円(9,600円+税)
判型:A5
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内容紹介
淀川を遡航する朝鮮通信使や琉球使節の川船を綱で引っ張る綱引人足を沿岸の村々から徴発する綱引役に関し、大坂町奉行や領主、薩摩藩大坂留守居役、用聞や淀川沿岸村の庄屋などから出された触や廻状の全体構造、各綱引組合の実態と性格、綱引村を所領の一部としていた領主による綱引役助郷設定の実態の解明を通じて、畿内近国における幕府広域役の特質を抉り出す。同時に、近世の役研究の方法論を示す。
目次
序 章
第一部 淀川筋綱引役をめぐる幕府・個別領主・村々の位相
第一章 朝鮮通信使・琉球使節通航時の綱引助郷
第二章 大山崎惣中と綱引役
第三章 琉球使節通航時の綱引役の実現過程に見る個別領主と地域
第四章 朝鮮通信使通航時の綱引役をめぐる幕府・個別領主・村々
第五章 幕領型および所領錯綜型綱引組合の運営について
第二部 地域から見た淀川筋綱引役
第一章 綱引役の命令と情報の伝達
第二章 綱引役の負担原則と地域社会
第三章 綱引人足の服装・行動に関する規約
第四章 淀川筋綱引役に見る二重役意識の変遷
終 章
あとがき
索 引
第一部 淀川筋綱引役をめぐる幕府・個別領主・村々の位相
第一章 朝鮮通信使・琉球使節通航時の綱引助郷
第二章 大山崎惣中と綱引役
第三章 琉球使節通航時の綱引役の実現過程に見る個別領主と地域
第四章 朝鮮通信使通航時の綱引役をめぐる幕府・個別領主・村々
第五章 幕領型および所領錯綜型綱引組合の運営について
第二部 地域から見た淀川筋綱引役
第一章 綱引役の命令と情報の伝達
第二章 綱引役の負担原則と地域社会
第三章 綱引人足の服装・行動に関する規約
第四章 淀川筋綱引役に見る二重役意識の変遷
終 章
あとがき
索 引
著者略歴
飯沼 雅行(イイヌマ マサユキ iinuma masayuki)
タイトルヨミ
カナ:キンセイノコッカ シャカイトバクフコウイキヤク
ローマ字:kinseinokokka shakaitobakufukouikiyaku
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