近刊検索 デルタ

2020年3月20日発売

秀和システム

「勘違い」を科学的に使えば武器になる 正しい話し方よりも納得される伝え方

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
「なんでわかってくれないの?」
「どうしてそう捉えるんだろう」
「私の意図したことと違う!」

人はコミュニケーションするとき、必ず「勘違い」してしまいます。
100%確実に誤解なくやり取りすることは不可能。
なぜなら、誰もが「バイアス」を通して物事を見ているからです。

バイアスとは「錯覚」や「ゆがみ」を指します。
茶色いサングラスをかけた人には、白い服が茶色く見えるように、
私たち1人ひとりに見えている世界は、バイアスというフィルターを通過したものです。

「大丈夫。私は、そこら辺の人よりちゃんとわかっているし、ものが見えている。」

誰もがそう思って生きていますが、もうこの時点で、
バイアスにガッツリとらわれています。
これは「優越の錯覚」と呼ばれるバイアスです。

ノースカロライナ大学のセディキーデスとストルーブの調査では、
7割の人が自分は平均以上だと考えているそうです。
でも平均以上は5割のはずですよね?

誰にもバイアスがあり、それを取り除けないということは、
私たちは勘違いなしでコミュニケーションできないということです。

しかし、それを理解できると、自分のことはもちろん相手のことも見えてきて、
ときには「〇〇のバイアスに振り回されているな」ということが見えてきます。

そうすれば、その後の会話をコントロールすることもできるようになり、
相手が喜ぶような(イヤがるような)ツボも、おおよそ把握できます。

そのため、自分自身の意思決定の質は高くなりますし、
相手にも自分の思うがままに影響を与えることもできるのです。

著者は「法言語学」という、事件の捜査や裁判で使うことを目的として、
ことばやコミュニケーションに基づいた資料(証拠)を分析する分野を研究しています。

そんな研究を続ける中で、人間関係やコミュニケーション問題のほとんどが、
バイアスによって生まれる勘違いや誤解によるものだと気づきました。

バイアスを知ることで、プライベートでも楽しくコミュニケーションが取れて、心穏やかに日々を過ごせるはずです。
さらに、ビジネスなどのさまざまなシチュエーションでは、上手に使えば強力な武器として利用することもできます。

純粋な「会話力」を磨くのはかなりの訓練が必要ですが、
必要最低限のバイアスを学ぶには、この本を読めば十分でしょう。
この本を読むだけで、コミュニケーション能力が手っ取り早く向上できるのです!

《目次》
第1章 バイアスの使い方を知って「負けない」武器としよう
第2章 科学への関心と疑念が仲間をつくり、敵を遠ざける
第3章 言語学を駆使すれば騙されない、勘違いされない
第4章 バンプ・オブ・チキン(弱者の一撃)を食らわせよう!
第5章 相手の勘違いや思い込みをゼロにする「神の伝え方」
目次
第1章 バイアスの使い方を知って「負けない」武器としよう

「お前の次のセリフは●●だ」 ジョジョになって他人のセリフを操ろう
「みんな言ってるよ、のみんなって何人いるの?」 みんな・普通・一般的・平均という幻想
「その考えって古くない?」 普通の概念は変わっていくものと心得る
「池袋で遊んでいるのはみんな埼玉県民」 キング・カズのごとく「反動蹴速迅砲」を打て
「何であの人、しゃべらないの?」 あえてルールを破れば主導権を握れる
「もしもし? 俺だけど…」 言語学は防具としても効く
「事実は1つ。解釈は無限」 論理的思考で「怒りの初期衝動」を抑える

第2章 科学への関心と疑念が仲間をつくり、敵を遠ざける

「さんまさんは好きですか?」 みな違う色眼鏡をかけており、外すことは困難
「乗客に日本人はいませんでした」 自分たちさえよければいい、わけではない
「俺か、俺以外か」 なぜローランド様に親近感を抱くのか?
「課長がきみをできるヤツだって褒めてたよ」 「また聞き」を利用して信頼性を高める伝え方
「主文。被告人を懲役3年に処す」 インパクトを残したいときは裁判官に学ぼう
「その印籠、目に入りません」 水戸黄門より村上春樹
「しくじり先生、俺みたいになるな!」 神ですら公平なジャッジは難しい

第3章 言語学を駆使すれば騙されない、勘違いされない

「『行列』で弁護士さんが言ってたよ」 「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が大事?
「その偉い医者って信頼できる人なの?」 肩書に騙されなくなる「ことばのドリンク」
「どこの会社もやってますよ」 惑わされずに「不安に」自信を持とう!
「アマゾン(食べログ)で評判いいんだって!」 人はなぜ真実よりも噂話を信じてしまうのか?
「え? それ、お前が言う?」 客観っぽい意見に振り回されない聞き方
「私は違うと思うけど、みんな言ってるし…」 交渉や論戦の際には人数をそろえよう
「次元、五エ門、頼んだぜ!」 ルパン三世ファミリーの絆があれば無敵
「あの子って男の前ではあざといのよ!」 そのとおり。人間、誰もがカメレオン

第4章 バンプ・オブ・チキン(弱者の一撃)を食らわせよう!

「人前ではクールだけど家では甘えん坊」 ジェンダー後進国で使えるバイアスのトリック
「のび太って映画のときはかっこいいよな」 ギャップと共感力を使えば強者にも負けない
「社長、そちらの万年筆、モンブランですね?」 権力者が相手なら質問を駆使して懐に入ろう
「みんな残業大変だよな。俺もいつも遅いよ…」 論点をすり替えるブラック上司に要注意
「この商品、こんなに売れてるんですよ!」 人は確定事項に弱い。数字のマジックを使え
「わしが博士じゃ」 「ことばコスプレ」で自分を演出
「俺のことかも…」「それ私のこと?」 自分のことを言われていると不安になるわけ
「うちの旦那、イクメンと言えばイクメンだけどね」 相手が望んでいることをやっているとは限らない

第5章 相手の勘違いや思い込みをゼロにする「神の伝え方」

「あなたは強運の持ち主だからうまくいく」 勘違いの思い込みですら武器になる
「バカって言うほうがバカなんだよ」 自意識過剰と自虐には功罪がある
「俺そういうの苦手」「私ムリ」 「自分」に閉じこもっている人たちの殻を破れ
「まあ、そうですね~」 コメンテーターはなぜ即答できるのか?
「今日のホームラン? 最高でした!」 いろいろな聞き手を意識して言葉を変えていこう
「私のことを彼(彼女)として見る」 自分を客観視できると感情にも振り回されない
「年齢は関係ありません(嘘)」 アメリカの履歴書に年齢を書く欄がない理由
「最近の若者は…」「昔はよかった」 時代変遷への恐怖に打ち勝つ心理術
著者略歴
堀田秀吾(ホッタシュウゴ hottashuugo)
堀田秀吾(ほった・しゅうご) 明治大学教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学オズグッドホール・ロースクール修士課程修了。 言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな分野を融合した研究を展開。熱血指導と画期的な授業スタイルが支持され、「明治一受けたい授業」にも選出される。研究の一方で「学びとエンターテインメントの融合」をライフワークとし、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書等を多数執筆、テレビ番組「ワイド! スクランブル」のレギュラー・コメンテーター、「世界一受けたい授業」「Rの法則」などにも出演する等、多岐にわたる活動を展開している。 著書に、ベストセラーとなった『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(クロスメディア・パブリッシング、後に新潮文庫/共著)をはじめ、『言葉通りすぎる男 深読みしすぎる女』(大和書房)、『科学的に元気になる方法集めました』(文響社)、『科学的に自分を変える39の方法』(クロスメディア・パブリッシング)など多数。
タイトルヨミ
カナ:カンチガイヲカガクテキニツカエバブキニナルタダシイハナシカタヨリモナットクサレルツタエカタ
ローマ字:kanchigaiokagakutekinitsukaebabukininarutadashiihanashikatayorimonattokusarerutsutaekata

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

本日のピックアップ
大蔵財務協会:椎谷晃 
大蔵財務協会:小原清志 
東京大学出版会:藤垣裕子 小林傳司 塚原修一 平田光司 中島秀人 

連載記事

発売してからどうです(仮)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。