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定価:4,400円(4,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
ハンガリーの大作曲家バルトーク。その作品はいまなお世界中のオーケストラやオペラハウスで上演されている。その大作曲家の後半生を、次男ペーテル・バルトークが詳細に記述した。バルトークが普段どういう生活を送っていたか、どのように作曲活動をしていたか、どんな性格だったのかなどを、愛息ならではの視点で紹介している。また、著名な音楽家との交流の様子も出てくる。バルトークは第二次世界大戦でナチスの侵攻迫るハンガリーからアメリカに亡命。著者も追って渡米する。当時の緊迫した様子や、一般の人々が混乱する様子なども描かれている。米国での困窮の事情や、支援する音楽家達の行動などについても詳しく述べられている。また、これまで知られていなかった亡くなる直前の状況や、作品ができた背景、バルトークのライフワークだった民謡収集作業についても詳しく書かれている。親子で交わした大量の書簡集と、数々の貴重な写真も収載した。
目次
日本語版へのまえがき
まえがき
第一章 幼い頃
第二章 住まい
第三章 ブダペスト 1932〜1940年
第四章 山歩き
第五章 アメリカ
第六章 民族音楽
第七章 音楽作品
第八章 どんな人?
書簡集 父ベーラから息子ペーテルへの手紙
第一部 ヨーロッパ
第二部 アメリカ
訳者あとがき
本書の舞台となった主な場所
主要人名索引
まえがき
第一章 幼い頃
第二章 住まい
第三章 ブダペスト 1932〜1940年
第四章 山歩き
第五章 アメリカ
第六章 民族音楽
第七章 音楽作品
第八章 どんな人?
書簡集 父ベーラから息子ペーテルへの手紙
第一部 ヨーロッパ
第二部 アメリカ
訳者あとがき
本書の舞台となった主な場所
主要人名索引
著者略歴
ペーテル・バルトーク(ペーテル・バルトーク peeteru・barutooku)
1924年7月31 日、ハンガリーのブダペスト市生まれ。作曲家ベーラ・バルトークの次男。少年時代に父のピアノ曲《ミクロコスモス》第1、2巻を献呈される。亡命した両親の後を追って42 年に渡米し、45 年に父親の最期を見取る。49年にバルトーク・レコーズを設立し、録音技師として父親の作品を中心とする高品質なレコードを世に送った。90 年頃から父親の作品の改訂を数多く手掛ける。現在フロリダ州ホモサッサ市在住。
村上 泰裕(ムラカミ ヤスヒロ murakami yasuhiro)
1962年、山形県米沢市生まれ。福島大学教育学部中学校課程英語科、京都大学教育学部教育心理学科卒業。89 年から2010 年まで山形県公立中学校教諭。現在バルトーク・レコーズ・ジャパン代表。
訳書に『アルフレッド・リードの世界』(佼成出版社)。解説・校訂にバルトーク『中国の不思議な役人』、レスピーギ『ローマの祭』、グリエール『青銅の騎士』(全音楽譜出版社)、金田真一『カプリス』(ブレーン株式会社)他。
タイトルヨミ
カナ:チチバルトーク
ローマ字:chichibarutooku
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