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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
家父長制のもと戦争の波に流され、戦後を生き抜いてきた〝女ともだち(シスターフッド)〟の人生の終焉(自殺)を、ヴァージニア・ウルフに重ねて描いた表題作ほか、長年連れ添った夫婦のかたちを静謐な筆致で描いた短篇群に、随筆を加える——円熟味の増した著者が達した新境地!
著者略歴
庵原 高子(アンバラ タカコ anbara takako)
1934年、東京市麹町区に生まれる。58年、「三田文学」に「降誕祭の手紙」を発表、翌年、同作が第40回芥川賞の候補作に選ばれる。同じく候補となった山川方夫氏と知り合い、以後師事する。61年、「三田文学」に「地上の草」を6回にわたって連載するも、その後、出産を機に家事に専念。91年、「三田文学」に作品を発表しはじめ、作家生活を復活させる。著書に『姉妹』(97年、小沢書店)、『表彰』(2005年、作品社)、『海の乳房』(2013年、作品社)、『庵原高子自選作品集 降誕祭の手紙/地上の草』(2018年、田畑書店)、『商人五吉池を見る』(2020年、田畑書店)、『ラガーマンとふたつの川』(2022年、田畑書店)、がある。
タイトルヨミ
カナ:ナミトワタシタチ
ローマ字:namitowatashitachi
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