近刊検索 デルタ

2014年9月6日発売

中央大学出版部

出版社名ヨミ:チュウオウダイガクシュッパンブ

多元主義における憲法裁判

P・ヘーベルレの憲法裁判論
日本比較法研究所翻訳叢書
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ドイツ公法学の泰斗、P. ヘーベルレの憲法原理論、憲法解釈方法論、憲法裁判論に関する膨大な業績のうち、「多元主義における憲法裁判」をテーマとして37年間にわたり発表した諸論稿を、編集・訳出した一冊。憲法裁判の基礎理論から連邦憲法裁判所制度、そして世界各国における憲法裁判の受容過程を、「多元主義」というキーワードでダイナミックに語り尽くす。編訳者による丁寧な「解説」によって、ヘーベルレの憲法裁判論の全体像が明らかになる。また事項、判例、基本法・連邦憲法裁判所法、各国の憲法など、充実した索引も収載。読み手の問題関心によって、様々な視点からヘーベルレの憲法裁判論にアプローチすることができる。
目次
第1章 憲法裁判の基本問題
第2章 政治的力としての憲法裁判
第3章 連邦憲法裁判所の判例に照らした具体化された憲法としての憲法訴訟法
第4章 憲法訴訟法の独自性
第5章 独立の憲法裁判の手本としての連邦憲法裁判所
第6章 ドイツの憲法裁判システムにおける憲法異議
第7章 立憲国家の今日の発展段階における憲法裁判
第8章 開かれた社会における憲法裁判
第9章 試験台に立たされる連邦憲法裁判所裁判官の候補者?――「公的聴聞」の必要性の肯定論
第10章 憲法裁判をめぐって
解 説 「ペーター・ヘーベルレの憲法裁判論」
著者略歴
畑尻 剛(ハタジリツヨシ hatajiritsuyoshi)
中央大学法学部教授(憲法学)。中央大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学。『憲法裁判研究序説』(尚学社、1988年)により博士号(法学、中央大学)取得。主著:『憲法』(共著、不磨書房、2004年、〔第5版〕2014年)『ドイツの憲法裁判〔第2版〕』(共編著、中央大学出版部、2013年)『講座 憲法の規範力第2巻 憲法の規範力と憲法裁判』(共編著、信山社、2013年)
土屋 武(ツチヤタケシ tsuchiyatakeshi)
新潟大学法学部准教授。中央大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学。 主著:『ドイツの憲法裁判〔第2版〕』(共著、中央大学出版部、2013年) 『講座 憲法の規範力第2巻 憲法の規範力と憲法裁判』(共著、信山社、2013年) 『新・スタンダード憲法〔第4版〕』(共著、尚学社、2013年) 『判例から考える憲法』(共編著、法学書院、2014年) 『現代ドイツ・ヨーロッパ基本権論』(共訳、中央大学出版部、2011年)
タイトルヨミ
カナ:タゲンシュギニオケルケンポウサイバン
ローマ字:tagenshuginiokerukenpousaiban

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。