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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
「FTA・TPPと日韓地域農業」、「日韓の新たな担い手の育成」、「農村活性化の新たな展開」、「農村開発政策の歴史的意義」の4つのテーマで北海道と韓国江原道の農業経済研究者による現場からの日韓地域農業論を論じた。
目次
はしがき ― 日韓シンポ二〇周年記念出版によせて
序 章 立地条件に適合した地域化とグローバル化への対応
1 農業の地域化の必要性
2 地域農業の目的と課題
3 おわりに
第1部 FTA・TPPと日韓地域農業
第1章 韓米FTA締結にともなう江原道農業の長期戦略
1 はじめに
2 江原道における農業の現況
3 韓米FTA締結による農業への影響
4 江原道における農業の長期戦略
5 おわりに
第2章TPPと北海道農業
1 TPP交渉の現状
2 日本のTPP交渉「参加」をめぐる状況
3 物品市場アクセス分野の交渉
4 日本のセンシティブ品目
5 北海道農業への影響
6 おわりに
第2部 日韓の新たな担い手の育成
第3章 江原道における先進農家の経営革新
1 はじめに
2 韓国農業に革新を迫る環境変化
3 江原道における先進農家の経営革新
4 おわりに
第4章 北海道における新規参入支援の現段階
1 農業の担い手政策と新規参入の課題
2 酪農の新規参入支援の新動向
3 道央地域における[非定型]新規参入の胎動
4 おわりに
第5章 韓国における親環境型畜産の実践と課題
1 はじめに
2 畜産環境への総合的な接近
3 家畜ふん尿液肥の品質向上対策
4 おわりに
第3部 農村活性化の新たな展開
第6 章グリーンツーリズムと農村活性化 ─北海道 ─
1 北海道におけるグリーンツーリズムの意義と展開 ─富良野・美瑛地(…) 区 ─
2 観光型地域間ネットワークの事例 ─水田地帯・空知地域 ─
3 食農教育型地域間ネットワークの事例
4 おわりに―北海道における体験型・滞在型グリーンツーリズムの可能性
第7章 農商工融合型ビジネスモデルの推進─江原道─
1 はじめに
2 農商工融合の意義と特徴
3 農商工融合の類型と事例
4 農商工融合の実態
5 農商工融合の発展方向
6 おわりに
第8章 農業の六次産業化と地域ブランド形成の課題 ─北海道 ─
1 はじめに
2 地域農業論と地域のブランド化
3北海道米の生産と地域ブランド化戦略
4 地域市場における農商工連携
江別産小麦の「六次産業化」とその成立要因
5 おわりに─地域ブランドにおける六次産業化の意義
第9章 コミュニティビジネスによる農村再建 ─江原道─
1 はじめに
2 コミュニティビジネス関連政策の動向
3 江原道におけるコミュニティビジネスの事例分析
4 コミュニティビジネス型農漁村の創出
第4部 農村開発政策の歴史的意義
第10章先駆的な新農漁村建設運動の展開と特徴 ─江原道─
1 新農漁村建設運動の背景と目的
2 運動の推進体系と優秀村の指定状況
3 運動推進の成果
4 これからの新農漁村建設運動の課題
5 おわりに
第11章 東アジアにおける農村開発政策の展開と課題─日韓中の比較─
1 はじめに
2 日本と北海道における農村開発政策の展開
3 韓国における中央集権的な農村開発政策とその自立化
4 中国における三農問題と社会主義新農村建設
5 おわりに
終 章 グローバル化と日韓地域農業の展望
1 グローバル化の進展と農政パラダイムの転換
2 グローバル化にさらされる日韓農
3 地域農業を支える新たな担い手の創造
4 農村活性化への取り組みと展望
5 農村開発の歴史的意義
6 日韓地域農業の展望
記 録 日韓農業シンポジウムのあゆみ
1 日韓農業シンポジウム開催の契機
2 日韓農業シンポジウムのあゆみ
3 シンポジウムと関連した学術交流
あとがき
序 章 立地条件に適合した地域化とグローバル化への対応
1 農業の地域化の必要性
2 地域農業の目的と課題
3 おわりに
第1部 FTA・TPPと日韓地域農業
第1章 韓米FTA締結にともなう江原道農業の長期戦略
1 はじめに
2 江原道における農業の現況
3 韓米FTA締結による農業への影響
4 江原道における農業の長期戦略
5 おわりに
第2章TPPと北海道農業
1 TPP交渉の現状
2 日本のTPP交渉「参加」をめぐる状況
3 物品市場アクセス分野の交渉
4 日本のセンシティブ品目
5 北海道農業への影響
6 おわりに
第2部 日韓の新たな担い手の育成
第3章 江原道における先進農家の経営革新
1 はじめに
2 韓国農業に革新を迫る環境変化
3 江原道における先進農家の経営革新
4 おわりに
第4章 北海道における新規参入支援の現段階
1 農業の担い手政策と新規参入の課題
2 酪農の新規参入支援の新動向
3 道央地域における[非定型]新規参入の胎動
4 おわりに
第5章 韓国における親環境型畜産の実践と課題
1 はじめに
2 畜産環境への総合的な接近
3 家畜ふん尿液肥の品質向上対策
4 おわりに
第3部 農村活性化の新たな展開
第6 章グリーンツーリズムと農村活性化 ─北海道 ─
1 北海道におけるグリーンツーリズムの意義と展開 ─富良野・美瑛地(…) 区 ─
2 観光型地域間ネットワークの事例 ─水田地帯・空知地域 ─
3 食農教育型地域間ネットワークの事例
4 おわりに―北海道における体験型・滞在型グリーンツーリズムの可能性
第7章 農商工融合型ビジネスモデルの推進─江原道─
1 はじめに
2 農商工融合の意義と特徴
3 農商工融合の類型と事例
4 農商工融合の実態
5 農商工融合の発展方向
6 おわりに
第8章 農業の六次産業化と地域ブランド形成の課題 ─北海道 ─
1 はじめに
2 地域農業論と地域のブランド化
3北海道米の生産と地域ブランド化戦略
4 地域市場における農商工連携
江別産小麦の「六次産業化」とその成立要因
5 おわりに─地域ブランドにおける六次産業化の意義
第9章 コミュニティビジネスによる農村再建 ─江原道─
1 はじめに
2 コミュニティビジネス関連政策の動向
3 江原道におけるコミュニティビジネスの事例分析
4 コミュニティビジネス型農漁村の創出
第4部 農村開発政策の歴史的意義
第10章先駆的な新農漁村建設運動の展開と特徴 ─江原道─
1 新農漁村建設運動の背景と目的
2 運動の推進体系と優秀村の指定状況
3 運動推進の成果
4 これからの新農漁村建設運動の課題
5 おわりに
第11章 東アジアにおける農村開発政策の展開と課題─日韓中の比較─
1 はじめに
2 日本と北海道における農村開発政策の展開
3 韓国における中央集権的な農村開発政策とその自立化
4 中国における三農問題と社会主義新農村建設
5 おわりに
終 章 グローバル化と日韓地域農業の展望
1 グローバル化の進展と農政パラダイムの転換
2 グローバル化にさらされる日韓農
3 地域農業を支える新たな担い手の創造
4 農村活性化への取り組みと展望
5 農村開発の歴史的意義
6 日韓地域農業の展望
記 録 日韓農業シンポジウムのあゆみ
1 日韓農業シンポジウム開催の契機
2 日韓農業シンポジウムのあゆみ
3 シンポジウムと関連した学術交流
あとがき
著者略歴
坂下明彦(サカシタアキヒコ sakashitaakihiko)
1954 年、北海道三笠市生まれ。北海道大学大
学院農学研究科単位取得後、同農学部助手、助教授を経て、2003
年から現職。農学博士。主な著書に、『中農層形成の論理と形態─
北海道型産業組合の形成基盤』(御茶の水書房、1992 年)、『中国
東北における家族経営の再生と農村組織化』(御茶の水書房、1999
年)、『北海道農業の構造変動と地帯構成』(北大出版会、2006 年、
共著)、『地域農業の底力─農協の可能性を拓く支援システム』(北
海道協同組合通信社、2009 年)など。
李炳オ(日へんに午)(イビョンオ ibyono)
韓国 江原大学農業資源経済学科教授
1953 年、韓国全羅北道長水郡生まれ。韓国建国大学
畜産学部卒業。帯広畜産大学大学院修士課程及び九州大学大学院
博士課程修了。農学博士。東亜大学助教授を経て、1993 年から現
職。2009 .2010 年 韓国農業経済学会長。主な著書に、『貿易体
制の変化と日韓畜産の未来』(農林統計出版、2010 年、共著)、『東
アジアにおける食を考える』(九州大学出版会、2010 年、共著)、
『北東アジアの食料安全保障と産業クラスター』(農林統計出版、
2011 年、共著)、『東アジアフードシステム圏の成立条件』(農林
統計出版、2012 年、共著)など。
タイトルヨミ
カナ:ニッカンチイキノウギョウロンへのセッキン
ローマ字:nikkanchiikinougyouronへのsekkin
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