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2021年4月22日発売

名古屋大学出版会

戦時期日本の私立大学 成長と苦難

成長と苦難
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内容紹介
それは成長の時代でもあった。――高まる進学熱のなか、国公立を超えてマジョリティを占めるようになった私立大学。一方的な統制だけではなかった政府との関係もふくめ、そのたくましい経営行動を軸に当時の実態に迫り、長期的な視野のもとで、多様な私学の全体像を初めて捉えた労作。
目次
序 章 戦時期私立大学を再考する
1 苦難の時代だったのか
2 戦時期の私立大学像
3 本書の視座と対象
4 本書の構成

第1章 組織と規模
1 私立大学の変貌――日本大学と上智大学
2 組織構成の変化
3 在学者数の変化
4 変動の背景

第2章 戦争と財政
1 苦難か、バブルか
2 集計データの分析
3 機関データの分析(1)――収支決算表
4 機関データの分析(2)――資産・負債表
5 おわりに

第3章 戦時期と進学熱
1 苦難と進学熱
2 進学熱の実態
3 進学熱の背景
4 進学熱と統制
5 なぜ進学熱は容認されたのか
6 おわりに

第4章 政策の展開
1 「私学問題」の登場
2 「指導監督」体制の構築
3 構造改革の時代
4 おわりに

第5章 政策対応の諸相
1 政策と私立大学
2 修業年限短縮への対応
3 定員厳守通牒への対応
4 「戦時非常措置方策」への対応
5 キリスト教系大学と政府
6 おわりに

第6章 連携とその組織化
1 忘れられた私立大学団体
2 連合会の誕生とその背景
3 連合会の組織と活動
4 おわりに

第7章 敗戦と苦難
1 戦後初期の私立大学
2 政府と占領軍
3 組織と規模
4 財政危機の時代
5 収入拡大策の模索
6 拡大戦略と進学需要
7 おわりに

終 章
1 本書の知見
2 成長と苦難の時代
3 政府・私立大学関係の変化と特性
4 残された課題

付表

あとがき
参考文献
図表一覧
索引
著者略歴
伊藤 彰浩(イトウ アキヒロ itou akihiro)
1960年、山口県に生まれる。上智大学文学部教育学科卒業。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、博士(教育学)。著書、『戦間期日本の高等教育』(玉川大学出版部、1999年)、『教育と学びの原理』(共編、名古屋大学出版会、2015年)
タイトルヨミ
カナ:センジキニホンノシリツダイガク
ローマ字:senjikinihonnoshiritsudaigaku

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名古屋大学出版会の既刊から
伊藤茂樹/著 古賀正義/著 広田照幸/著 廣田照幸/著
もうすぐ発売(1週間以内)
産業編集センター:小林みちたか 
美術出版社:藤井フミヤ 
日経BP 日本経済新聞出版本部:湯進 
KADOKAWA:須垣りつ 庭春樹 
エール出版社:鳩山文雄 

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