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定価:1,650円(1,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
日本は大正時代、世界の5大国の1つになった。しかし独自性を発揮出来ず、自己喪失に陥る。その穴を埋めるべく進められた大東亜共栄圏構想、戦争……。本書では大正時代~昭和前期に顕著になった日本人の「自信喪失」状況を浮かび上がらせる。それを乗り越えるべくブームになった日本浪漫派、京都学派による「日本論」を解説し、国民に与えた影響を描き出す。同時に、欧米との関係の失敗を分析し、日本の未来へのヒントを提示する。
著者略歴
浜崎洋介(ハマサキヨウスケ hamasakiyousuke)
1978年生まれ。文芸批評家。雑誌『表現者クライテリオン』編集委員。すばるクリティーク賞選考委員、日本大学芸術学部非常勤講師も務める。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。博士(学術)。
著書に『福田恆存 思想の〈かたち〉――イロニー・演戯・言葉』(新曜社)、『反戦後論』(文藝春秋)、『シリーズ・戦後思想のエッセンス 三島由紀夫――なぜ、死んでみせねばならなかったのか』『小林秀雄の「人生」論」 (以上、NHK出版)など。編著に福田恆存アンソロジー三部作『保守とは何か』『国家とは何か』『人間とは何か』(文春学藝ライブラリー)がある。
タイトルヨミ
カナ:ジコソウシツノメイジタイショウショウワシ
ローマ字:jikosoushitsunomeijitaishoushouwashi
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