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2020年11月26日発売

芙蓉書房出版

出版社名ヨミ:フヨウショボウシュッパン

続 暗黒大陸中国の真実

ルーズベルト政策批判 1937~1969
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内容紹介
“米中対立”が激化する今だからこそわかるタウンゼントの先見性

なぜ日米関係は悪化をたどり真珠湾攻撃という破局を迎えたのか
『暗黒大陸中国の真実』出版後も、タウンゼントは、中国問題、日米関係、日中戦争について、アジアに介入するアメリカの外交姿勢を厳しく批判し続けた。真珠湾攻撃の後には、ルーズベルト政権によって投獄されてしまう。
こうしたタウンゼントの極東政策論がまとめられた一冊。

※本書は『アメリカはアジアに介入するな』(2005年、小社刊)に新発見論文を加えた増補・改題・新編集版です
目次
【訳者解説】アメリカから昭和史の見直しをせまる(田中秀雄)
中国大陸で戦争中の日中両国について
戦争話は関係修復を阻害するだけである
 ※いずれも1937年11月のラジオ講演。アジアの戦争に対してアメリカの取るべき態度に言及。
中立に中途半端はありえない!
 ※1938年3月発行の小冊子。
日本はアジアでアメリカに対して門戸閉鎖をしたか?
 ※1938年6月のラジオ講演。
アジアにアメリカの敵はいない
 ※1938年9月発行の小冊子。
憎悪の高い代償
 ※1939年1月発行の小冊子。
国際紛争を求めて平和を望まぬ者たち
 ※1940年5月発行の小冊子。アメリカの国益を第一に考え、参戦を望まない孤立主義、不介入主義を主張。
真珠湾攻撃とは何だったのか
 ※1969年発表の論文。真珠湾攻撃を行わざるを得ない立場に日本を追い込んだルーズベルト政権を痛烈に批判。
著者略歴
ラルフ・タウンゼント(ラルフ タウンゼント rarufu taunzento)
(Ralph Townsend 1900-1976) アングロサクソン系アメリカ人。コロンビア大学卒。新聞記者、コロンビア大学英文科教師を経て国務省に入る。1931年上海副領事として中国に渡る。満州事変に伴う第一次上海事変を体験。その後福建省の副領事として赴任。1933年初めに帰国。外交官を辞め、大学講師のかたわら著述と講演活動に専念。親日派の言論を展開したため、真珠湾攻撃後は1年間投獄される。6冊の著作すべてに極東アジアに関する鋭い知見を披露している。
田中 秀雄(タナカ ヒデオ tanaka hideo)
1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。著書に『優しい日本人、哀れな韓国人』(WAC出版)、『中国共産党の罠』(徳間書店)、『日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか』『朝鮮で聖者と呼ばれた日本人』(以上、草思社)、『暗黒大陸中国の真実』(R.タウンゼント著、共訳、芙蓉書房出版)
先田 賢紀智(サキタ ケンキチ sakita kenkichi)
1955年鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1980年より千葉県の県立高等学校英語科教諭。アメリカ、イギリス、中国、韓国、東南アジア諸国に渡り、近現代史を研究。著書に『インドネシア紀行』(共著、展転社)、『南京「事件」研究の最前線』(共著、展転社)、『ありがとう武士道』(S.フォール著、共訳、麗澤大学出版会)、『暗黒大陸中国の真実』(R.タウンゼント著、共訳、芙蓉書房出版)
タイトルヨミ
カナ:ゾクアンコクタイリクチュウゴコクノシンジツ
ローマ字:zokuankokutairikuchuugokokunoshinjitsu

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