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2023年9月8日発売

法藏館

出版社名ヨミ:ホウゾウカン

親鸞聖人出家得度時の無常詠歌の謎

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内容紹介
「明日ありと思ふ心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」。出家得度時に9歳の親鸞聖人が“はかない桜の花”に“明日をも知れぬ人の命”を重ねて詠んだとされる、真実信心のお勧めの歌。それは、本当に親鸞聖人が詠んだ歌だったのか? 長い歴史の中にうもれた事実を探る!《目 次》推薦の辞( 浄土真宗本願寺派勧学・龍谷大学名誉教授  林 智康)総説 親鸞聖人出家得度時の詠歌 一 親鸞聖人出家得度時の無常の詠歌はとりかえられた 二 本書の構成第一章 親鸞聖人と詠歌 はじめに 一 親鸞聖人の出家得度時の無常の詠歌について 二 詠歌の伝承 三 古伝親鸞聖人の詠歌 四 『親鸞聖人伊呂波歌』について 五 聖人の遺跡における詠歌 六 『説法用歌集』などについて 七 『御伝鈔』の伝播と絵解き むすび第二章 新展開 蓮如上人の詠歌と諸伝 はじめに 一 蓮如上人の詠歌としての存在 二 『釈教玉林和歌集』 三 粟津義圭の『御伝鈔演義』一への見方を変える 四 義圭を遡る無常の詠歌資料『真宗勧化釈要鈔』 五 霜雪をもいただく 六 「古歌謡」 七 蓮如上人の詠歌と粟津義圭の用いた詠歌 八 親鸞聖人が無常の詠歌を詠まれたとする根拠 九 親鸞聖人は無常の詠歌を詠まれなかったとする根拠 十 『しんらん記』の影響か──言い回しに疑念 むすび第三章 親鸞聖人の伝承──「親鸞聖人御臨末の御書」についての一考察 はじめに 一 伝承の発祥 二 伝承の収集と出版 三 批判の書 四 伝承のまとめ むすび第四章 特異な傾向を示す詠歌  一 詠歌を伴った最初の親鸞聖人伝 二 越後七不思議と詠歌 三 古浄瑠璃「よこぞねの平太郎」 四 「北越之聖跡図」について 五 親鸞聖人伝の奇瑞談について後日談 蓮如上人のこころ初出一覧あとがき
目次
推薦の辞( 浄土真宗本願寺派勧学・龍谷大学名誉教授  林 智康)
総説 親鸞聖人出家得度時の詠歌
一 親鸞聖人出家得度時の無常の詠歌はとりかえられた
二 本書の構成
第一章 親鸞聖人と詠歌
はじめに
一 親鸞聖人の出家得度時の無常の詠歌について
二 詠歌の伝承
1 『親鸞聖人御因縁』/2 蓮如上人の伝承/3 慈円僧正の詠歌と箸鷹の歌
三 古伝親鸞聖人の詠歌
1 『釈教題林集』/2 『念仏道歌西乃臺』
四 『親鸞聖人伊呂波歌』について
1 『後撰夷曲集』/2 『親鸞聖人御詠歌』写本 京都専応寺蔵/3 伝本の比較/4 伝本の類別
五 聖人の遺跡における詠歌
1 一番古い詠歌/2 二十四輩にかかわる詠歌/3 その他の伝承
六 『説法用歌集』などについて
七 『御伝鈔』の伝播と絵解き
むすび
第二章 新展開 蓮如上人の詠歌と諸伝
はじめに
1 蓮如上人の詠歌が親鸞聖人の詠歌に/2 出家得度の詠歌として
一 蓮如上人の詠歌としての存在
二 『釈教玉林和歌集』
三 粟津義圭の『御伝鈔演義』一への見方を変える
四 義圭を遡る無常の詠歌資料『真宗勧化釈要鈔』
五 霜雪をもいただく
六 「古歌謡」
七 蓮如上人の詠歌と粟津義圭の用いた詠歌
八 親鸞聖人が無常の詠歌を詠まれたとする根拠
九 親鸞聖人は無常の詠歌を詠まれなかったとする根拠
十 『しんらん記』の影響か──言い回しに疑念
むすび
第三章 親鸞 聖人の伝承──「親鸞聖人御臨末の御書」についての一考察
はじめに
一 伝承の発祥
1 伊勢本福寺西念説/2 性信説/3 如来寺説/4 詠歌の伝承
二 伝承の収集と出版
1 『聖代老乃手鼓』/2 『華園文庫』
三 批判の書
1 『真宗史稿』/2 『真宗大辞典』/3 『親鸞──その生涯と歴史的背景──』
四 伝承のまとめ
むすび
第四章 特異な傾向を示す詠歌
一 詠歌を伴った最初の親鸞聖人伝
二 越後七不思議と詠歌
三 古浄瑠璃「よこぞねの平太郎」
四 「北越之聖跡図」について
五 親鸞聖人伝の奇瑞談について
後日談 蓮如上人のこころ
初出一覧
あとがき
著者略歴
中路 孝信(ナカジ コウシン nakaji koushin)
タイトルヨミ
カナ:シンランショウニンシュッケトクドジノムジョウエイカノナゾ
ローマ字:shinranshouninshukketokudojinomujoueikanonazo

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