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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
100年に一度と言われる感染症の蔓延に、日本の社会はどのように対応したのか、また対応しなかったのか。深刻な事態を風化させないために記録しよう、という共通の思いで、森達也のかけ声のもと、論者たちが集結した。
目次
斎藤 環「『医療』に何が起こったか」/雨宮処凛「コロナ禍の貧困の現場から見えてきたもの」/上野千鶴子「コロナ禍とジェンダー」/今野晴貴「コロナ禍の労働現場」/斎藤美奈子「パンデミック文学のパンデミックに寄せて」/CDB「緊急事態の夜空に」/武田砂鉄「アベノマスク論」/仲正昌樹「コロナ禍と哲学」/前川喜平「『全国一斉休校』という人災」/町山智浩「新型コロナ日記 イン アメリカ」/松尾 匡「コロナ下で進む日本経済の『転換』」/丸川哲史「コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦」/宮台真司「崩壊する日本の『絶望』と『希望』」/望月衣塑子「コロナ禍とメディア」/森 達也「禍福は糾える縄の如し」/安田浩一「コロナ禍の差別と排除」/安田菜津紀「共感の種を育てるために」
著者略歴
森達也(モリタツヤ moritatsuya)
森 達也(もり・たつや) 1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。
上野千鶴子(ウエノチヅコ uenochizuko)
武田砂鉄(タケダサテツ takedasatetsu)
タイトルヨミ
カナ:テイテンカンソク シンガタコロナウイルストニホンシャカイ ニセンニジュウネンゼンハン
ローマ字:teitenkansoku shingatakoronauirusutonihonshakai nisennijuunenzenhan
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