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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
日本文学の源流「同人雑誌」を見守りつづけた記録
かつて同人雑誌はプロを夢みる文学青年たちの研鑽の場であり、多くの芥川賞・直木賞受賞者を輩出してきたが、近年では同人たちの高齢化と減少により、多くが廃刊へと追い込まれている。一方で、若者を中心とした新スタイルの同人雑誌の立ち上げや、即売会「文学フリマ」の開催など、新しい動きが始まっている。これは著者による真摯な同人雑誌作品評、7年間の記録である。
かつて同人雑誌はプロを夢みる文学青年たちの研鑽の場であり、多くの芥川賞・直木賞受賞者を輩出してきたが、近年では同人たちの高齢化と減少により、多くが廃刊へと追い込まれている。一方で、若者を中心とした新スタイルの同人雑誌の立ち上げや、即売会「文学フリマ」の開催など、新しい動きが始まっている。これは著者による真摯な同人雑誌作品評、7年間の記録である。
目次
目次:
まえがき
愛着と異物
二人誌の魅力
反復する日々
親子について
小説を読むこと
「小説」と「生きる」こと
文学の効用
人間を描く
不安定さを描く
ファミリー・アフェア
赤頭巾ちゃんの警句
不在と喪失
何を描くか
分断と断絶
向こう側にあるもの
あたらしいエクリチュール
自分というキャラクター
人生の細部
文学へのまなざし
ほんとうのこと
日常とは違う日々を生きる
越境への試み
個のなかの普遍
パンデミックがもたらすもの
喪失を埋めるもの
あとがき 書きたいことを書きつづける場
同人雑誌名索引
まえがき
愛着と異物
二人誌の魅力
反復する日々
親子について
小説を読むこと
「小説」と「生きる」こと
文学の効用
人間を描く
不安定さを描く
ファミリー・アフェア
赤頭巾ちゃんの警句
不在と喪失
何を描くか
分断と断絶
向こう側にあるもの
あたらしいエクリチュール
自分というキャラクター
人生の細部
文学へのまなざし
ほんとうのこと
日常とは違う日々を生きる
越境への試み
個のなかの普遍
パンデミックがもたらすもの
喪失を埋めるもの
あとがき 書きたいことを書きつづける場
同人雑誌名索引
著者略歴
谷村 順一(タニムラジュンイチ tanimurajunichi)
谷村順一(たにむら じゅんいち)
1973年東京都生まれ。専門は日本現代文学。
日本大学芸術学部文芸学科卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。
現在、日本大学芸術学部文芸学科准教授。
2014年より『季刊文科』で「同人雑誌季評」を、『文藝年鑑2017』『文藝年鑑2018』『文藝年鑑2019』の「概観 同人雑誌」の項を担当。
タイトルヨミ
カナ:キカンブンカドウジンザッシキヒョウニセンジュウヨンフユニセンニジュウイチナツ
ローマ字:kikanbunkadoujinzasshikihyounisenjuuyonfuyunisennijuuichinatsu
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