近刊検索 デルタ

2023年10月1日発売

短歌研究社

出版社名ヨミ:タンカケンキュウシャ

山水

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内容紹介
2017年から2022年までの総合誌などに発表した作品をまとめた第十歌集。七十代の末から八十代はじめの作。「親友知己の思いがけない卦報に接することが幾度かあり、身にしみるような人生の時期でもあった。」とあとがきに記す。〈収録作品より〉なにせんと生れしこの世なにもせず待ちている間に桜咲き満つ西へ西へ歩みてゆかばおのれへと還りゆくべし伊予路へつづくあなたはね伊予の人だよ伊予に来て伊予の人らに混じり語ればじゃこ天の伊予よりどっさり届きたり南予の風を舌はよろこぶ山したたる季語に祝われ誕生日 残生ふかき歌をのこせよ摘み採るを許したまえよ道の辺のカヤツリグサにネコジャラシの穂「歌集名を第一歌集以後漢字二字で統一をと考えたがなかなか困難。「山水」、単純なところにもどった。四国の自然のなかでの生活が念頭にある。第十歌集までやっとたどりついた思いをかみしめている。」(あとがきより)
目次
甕覗
紅きざす
春の渦潮
小満
ふかき存在
両界曼荼羅
南天
お日待ち
宿題出来ず
萩すだれ
三余
古木の力
なにせんと
浅篠原
山桃の季節
いまが大事だ
酸橘
水瓶提げて
観音菩薩
誕辰の朝
緋めだか
鍋の底
子どもらの密
青梅
笹舟
新島守りよ
再読文字
滑舌のテスト
ミモザの春
人道回廊
立葵
山したたる
あとがき
著者略歴
玉井清弘(タマイキヨヒロ tamaikiyohiro)
タイトルヨミ
カナ:サンスイ
ローマ字:sansui

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