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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六
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内容紹介
ペリー来航以前、アーリイモダンの時代に、ロシアはどのようにして日本の北辺を騒がせるようになったのか。
国家を持たない民・アイヌの魅力を浮き彫りにしながら、ロシアと日本の外交の駆け引きを、双方の人物たちを通して描く。〈相互尊重の精神〉が生きていた時代、豊富なエピソード、細部へのこだわりによって当時の北方世界(カラフト、カムチャツカも含めた蝦夷地)を鮮やかに描いた名著の新装版!!◆本書で、第37回《大佛次郎賞》受賞
国家を持たない民・アイヌの魅力を浮き彫りにしながら、ロシアと日本の外交の駆け引きを、双方の人物たちを通して描く。〈相互尊重の精神〉が生きていた時代、豊富なエピソード、細部へのこだわりによって当時の北方世界(カラフト、カムチャツカも含めた蝦夷地)を鮮やかに描いた名著の新装版!!◆本書で、第37回《大佛次郎賞》受賞
目次
第一章 はんべんごろうの警告
第二章 シベリアの謝肉祭
第三章 日本を尋ねて
第四章 蝦夷大王の虚実
第五章 アイヌの天地
第六章 アイヌ叛き露使来る
第七章 幕府蝦夷地を直轄す
第八章 レザーノフの長崎来航
第九章 レザーノフの報復
第十章 ゴローヴニンの幽囚
エピローグ
第二章 シベリアの謝肉祭
第三章 日本を尋ねて
第四章 蝦夷大王の虚実
第五章 アイヌの天地
第六章 アイヌ叛き露使来る
第七章 幕府蝦夷地を直轄す
第八章 レザーノフの長崎来航
第九章 レザーノフの報復
第十章 ゴローヴニンの幽囚
エピローグ
著者略歴
渡辺京二(ワタナベ キョウジ watanabe kyouji)
1930年、京都市生まれ。熊本市在住。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)『近代をどう超えるか―渡辺京二対談集』『もうひとつのこの世-石牟礼道子の宇宙』『死民と日常―私の水俣病闘争』『万象の訪れ-わが思索』『預言の哀しみ―石牟礼道子の宇宙Ⅱ』『江戸という幻景』『荒野に立つ虹』『未踏の野を過ぎて』『幻のえにし-渡辺京二発言集』『肩書のない人生—渡辺京二発言集』『小さきものの近代1』(以上、弦書房)『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)『バテレンの世紀』(読売文学賞、新潮社)『原発とジャングル』(晶文社)など。
タイトルヨミ
カナ:クロフネゼンヤ シンソウバン
ローマ字:kurofunezenya shinsouban
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