近刊検索 デルタ

2023年11月12日発売

株式会社法研

出版社名ヨミ:ホウケン

ウルトラ図解 ギャンブル依存

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内容紹介
日本はギャンブルにアクセスしやすい
IRなどが話題になっていますが、日本のギャンブル依存の人の割合は2.2%と非常に高いことが報告されており、相談件数も年々増えています。しかし日本は日常生活のなかでパチンコや競馬、競輪などのギャンブルにアクセスしやすく、それが依存の問題につながっている面もあると考えられます。

治療が必要な病気だと理解する
ギャンブル依存では、よく家族から依存者本人の金銭感覚の変化、借金問題や嘘をつくことなどが報告されます。家族にも影響の大きい問題です。また、イネイブリングといって身近な人の接し方が結果的に依存行動を悪化させてしまうこともあります。単なる人間性の問題と誤解されることも多く、依存が治療の必要な病気だと知ることが改善への第一歩です。

オールカラー図解と豊富な資料でわかりやすく解説
本書は、ギャンブル依存の基礎知識、治療法をオールカラーの図解やマンガなどを用いてわかりやすく解説するとともに、家族のコミュニケーション、回復までのステップをわかりやすく説明しています。
目次
まんがで「ギャンブル依存」早わかり!
第1章 ギャンブル好きと依存の違い
ギャンブル依存患者が増えている
対象となるギャンブル
好きと依存の違いとは
特徴① . 負けを取り戻そうと深追いする
特徴②金銭感覚がおかしくなる
特徴③ギャンブルが生活の中心に
特徴④家族に嘘をつく
特徴⑤やめなければという自覚はある
依存の症状
ギャンブル依存の誤解①
ギャンブル依存の誤解②
ギャンブル依存の問題
ギャンブル依存の家族への影響
IR(統合型リゾート)でのギャンブル依存対策は?

第2章 ギャンブル依存は病気
ギャンブル依存はこう進む
依存は脳の病気
ギャンブル依存症状の悪循環
なぜギャンブル依存になるのか
ギャンブル依存になりやすいタイプ
ギャンブル依存患者の実態
ギャンブル依存と遺伝
ギャンブル依存の合併症
ゲーム依存との共通点
ギャンブル依存と精神疾患
ギャンブル依存と発達障害
ギャンブル依存は治る?
パーキンソン病とギャンブル依存

第3章ギャンブル依存の診断と治療
医療機関受診の目安
トリートメント・ギャップが大きい病気
医療機関につながるために
医療機関の探し方
2つの国際診断基準
ギャンブル依存のスクリーニングテスト
ギャンブル依存と診断されたら
ギャンブル依存の治療
診察と診断
通院治療
治療の基本となる「認知行動療法」とは
認知行動療法をベースとした治療プログラム
入院治療
ギャンブル依存の薬物療法
治療成功のカギは家族にもある
治療が終了したら
再発してもあきらめない
再発防止のために① −トリガーを管理
再発防止のために② −スリップと再発
再発防止のために③ −かわりの活動を考える
再発防止のために④ −考え方のクセを修正
再発防止のために⑤ −活動記録をつける
再発防止のために⑥ −還元率を知る
依存の一歩手前の簡易介入

第4章 ギャンブルのない生活のための工夫
ギャンブルのない生活のために
借金問題を解決する
お金へのアクセスを制限する
自助グループとつながる
ギャンブルのない生活習慣を
家族のサポート①−家族教室に参加
家族のサポート②−会話術
よい家族関係を保つために
治療後の家族サポートのあり方
家族もケアを受けるべき存在
体験談①
体験談②
体験談③
ギャンブル等依存症対策基本法
活動記録シート
著者略歴
樋口 進(ヒグチ ススム higuchi susumu)
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター名誉院長 精神科医。 1954年生まれ。東北大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室に入局。のちに国立療養所久里浜病院(現・独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)へ。同病院の精神科医長や臨床研究部長、院長を経て現職。 ゲーム障害、ギャンブル障害などの行動嗜癖、アルコール関連問題の予防・治療・研究などを専門とする。2011年に国内初のネット依存治療専門外来を設立。WHO専門家諮問委員、行動嗜癖に関するWHO会議およびフォーラム座長、厚生労働省アルコール健康障害対策関係者会議会長、同省依存検討会座長(2013年)、内閣官房ギャンブル等依存症対策推進関係者会議会長、国際アルコール医学生物学会(ISBRA)理事長、国際嗜癖医学会(ISAM)アジア地区代表、国際行動嗜癖研究学会理事などを務める。
タイトルヨミ
カナ:ウルトラズカイギャンブルイゾン
ローマ字:urutorazukaigyanburuizon

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