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2024年5月10日発売

小鳥遊書房

出版社名ヨミ:タカナシショボウ

西に流れる川 ロバート・フロスト詩集

ロバート・フロスト詩集
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内容紹介
知性と直観(本能、感性)の合一から生まれる
「超知性」を追い求めようとするフロストの
ポエティック・マニフェスト。
表題作である哲学的対話詩「西に流れる川」をはじめ、
完成度の高い「春の水たまり」などを収録した
フロストの第五詩集の全訳に、詳細な注解を付した決定版。
目次
第一部 春の水たまり
第二部 夜よあれかし
第三部 西に流れる川
第四部 砂丘
第五部 奥地にて
第六部 僕本来の直喩
【補遺】「美しきものにはお好きなように」など三編
注解
【解説にかえて】哲学的対話詩「西に流れる川」を読む
著者略歴
ロバート・フロスト(ロバート フロスト robaato furosuto)
Robert Lee Frost, 1874-1963:アメリカの国民的詩人。ニューイングランドの田園世界を舞台に、自然と人間社会の問題に目を向けながら数多くの名作を残したが、生誕地はサンフランシスコ。11歳のときに父親が亡くなり、父方の故郷マサチューセッツ州ローレンスに移住。ローレンス高校時代に詩作を始める。ダートマス・カレッジに進学するが、1学期で退学。エリノア・ホワイトと結婚。祖父の資金援助を受けデリーに農場を購入。高校教師を経て、1912年9月、家族とともに渡英。『少年の心』、『ボストンの北』を相次いでロンドンで出版。エズラ・パウンドと出会う。1915年2月22日に帰国した後、詩人としての評価を得て、詩作に専念。アマースト・カレッジを始めいくつかの大学から招聘され、在留詩人として教鞭をとる。1961年3月26日、J・F・ケネディの大統領就任式典で「即座の贈り物」を朗読。1963年1月29日、ボストンのブリガム病院で88年10ヵ月の生涯を閉じる。詩人の死を悼んで、全米各地で半旗が掲げられた。ピュリツァー賞(詩部門)を4度受賞。代表作、「石垣修理」、「林檎もぎをおえて」、「行かなかった道」、「ある老人の冬の夕べ」、「薪の山」、「大地の方へ」、「雪の夕べ森辺に佇んで」、「金色のままでいられるものは何もない」、「雇い人の死」、「埋葬」、「西に流れる川」などを含め、人口に膾炙した抒情詩や劇的物語詩、対話詩が多数ある。
藤本 雅樹(フジモト マサキ fujimoto masaki)
1953年、兵庫県に生まれる。神戸市在住。龍谷大学文学部名誉教授。 主な著書・訳書:『オレゴン・トレイル物語』(共著、英宝社)、『黒船の行方』(共著、英宝社)、『ロバート・フロスト詩集――ニューハンプシャー』(春風社)、『ロバート・フロスト――哲学者詩人』(共訳、晃洋書房)、『エリノア・フロスト――ある詩人の妻』(晃洋書房)、『ロバート・フロストの牧歌の技法』(晃洋書房)ほか。
タイトルヨミ
カナ:ニシニナガレルカワ
ローマ字:nishininagarerukawa

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