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定価:2,750円(2,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
その作品中で数多くの老人を描いたウィリアム・フォークナー。
それら「老い」の表象に注目し、フォークナー研究の新たな可能性を探る。
それら「老い」の表象に注目し、フォークナー研究の新たな可能性を探る。
目次
序に代えて フォークナーにおける「老い」の表象──その意義と可能性(金澤哲)
ウィリアム・C・フォークナーとジョン・サートリス──『土にまみれた旗』における作家としての曽祖父像の不在とその意味 (相田洋明)
「老い」の逆説──『野性の棕櫚』に見る「老い」のメランコリー (森有礼)
グッバイ、ローザ──フォークナー、ニューディール、「老い」の感染─ (塚田幸光)
『行け、モーセ』と「老い」の表象 (田中敬子)
狩猟物語の系譜と老いの表象──『行け、モーセ』を中心に (梅垣昌子)
第二次世界大戦後のアメリカの不協和音──『墓地への侵入者』における「古き老いたるもの」の介入─ (松原陽子)
フォークナーのレイト・スタイル──後期作品におけるメモワール形式と老いのペルソナ (山本裕子)
「老い」の肖像──『館』 (山下昇)
ウィリアム・C・フォークナーとジョン・サートリス──『土にまみれた旗』における作家としての曽祖父像の不在とその意味 (相田洋明)
「老い」の逆説──『野性の棕櫚』に見る「老い」のメランコリー (森有礼)
グッバイ、ローザ──フォークナー、ニューディール、「老い」の感染─ (塚田幸光)
『行け、モーセ』と「老い」の表象 (田中敬子)
狩猟物語の系譜と老いの表象──『行け、モーセ』を中心に (梅垣昌子)
第二次世界大戦後のアメリカの不協和音──『墓地への侵入者』における「古き老いたるもの」の介入─ (松原陽子)
フォークナーのレイト・スタイル──後期作品におけるメモワール形式と老いのペルソナ (山本裕子)
「老い」の肖像──『館』 (山下昇)
著者略歴
金澤 哲(カナザワ サトシ kanazawa satoshi)
京都府立大学文学部教授。
著書に『フォークナーの『寓話』―無名兵士の遺したもの』(あぽろん社)、『アメリカ文学における「老い」の政治学』(編著、松籟社)、『アメリカン・ロードの物語学』(共著、金星道)がある。
タイトルヨミ
カナ:ウィリアムフォークナートオイノヒョウショウ
ローマ字:wiriamufookunaatooinohyoushou
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