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2021年3月26日発売

松籟社

テクストと戯れる

アメリカ文学をどう読むか
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内容紹介
様々な時代の、様々な作家によるアメリカ文学作品を対象として、各筆者がそれぞれの方法でテクストに対峙する。
テクストの内外を往還しながらなされる、多彩なテクストとの絡み合い・戯れ合いのなかから、浮かび上がってくるものとは。
目次
第1部 テクストの中へ
ホーソーンの「幽霊」目撃体験と創作──「ハリス博士の幽霊」  (中西佳世子)
告白の食卓──ジェームズ・ボールドウィンの『ウェルカム・テーブル』について  (柳楽有里)

第2部 テクストの中で
死者と横たわること──ポーの「大鴉」をめぐって  (森本光)
名探偵の卵──トマス・ピンチョン『LAヴァイス』について  (玉井潤野)
野球ゲームに詩はあるか?──ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』の統計と詩学  (吉田恭子)

第3部 テクストの外へ
ヘンリー・ジェイムズの「ビロードの手袋」と孤独な共存  (竹井智子)
多様な人々、一様なふるまい──『野性の棕櫚』におけるジム・クロウの影響  (島貫香代子)
ジェシー・レドモン・フォーセットの『プラム・バン』──人種なりすましとモダニズム  (杉森雅美)

第4部 テクストの外で
「山」はいずこに──イーディス・ウォートンの『夏』再読  (水野尚之)
不眠症と神への祈り──ヘミングウェイの戦争後遺症再考  (高野泰志)

第5部 テクストの間で
語り得ぬ亡霊──『こころ』と「ねじのひねり」  (四方朱子)
『フィラデルフィア・ファイア』における米国黒人男性版『あらし』と父子の沈黙  (山内玲)
著者略歴
高野 泰志(タカノ ヤスシ takano yasushi)
九州大学大学院人文科学研究院准教授。 著書に『アーネスト・ヘミングウェイ、神との対話』、『下半身から読むアメリカ小説』(ともに松籟社)など。訳書に、『マクティーグ─サンフランシスコの物語』(幻戯書房)など。
竹井 智子(タケイ トモコ takei tomoko)
京都工芸繊維大学准教授。 著書に『精読という迷宮─アメリカ文学のメタリーディング』(共編著、松籟社)、『悪夢への変貌─作者たちの見たアメリカ』(共著、松籟社)など。
中西 佳世子(ナカニシ カヨコ nakanishi kayoko)
京都産業大学文化学部教授。 著書に『ホーソーンのプロヴィデンス─芸術思想と長編創作の技法』(開文社出版)、『海洋国家アメリカの文学的想像力─海軍言説とアンテベラムの作家たち』(共編著、開文社出版)など。
柳楽 有里(ナギラ ユリ nagira yuri)
岐阜市立女子短期大学国際文化学科専任講師。 発表論文に、“Closed Doors and Windows in Gloria Naylor’s Linden Hills”(『関西アメリカ文学』54号)、“Mama Day as Conjuring Monologue: Figurative Language for Unreliable Listeners”(『関西英文学研究』8号)がある。
森本 光(モリモト ヒカリ morimoto hikari)
近畿大学非常勤講師。 発表論文に、「Poeの黒い道化芝居─“Never Bet the Devil Your Head”とミンストレル・ショウ」(『アメリカ文学研究』第53号)、「呪われた部分─ポー作品における『瘤』の存在論」(『ポー研究』第11号)がある。
玉井潤野(タマイ ジュンヤ tamai junya)
三重大学大学院工学研究科特任助教。 発表論文に、“Reconciliatory Maternity: Resistance to Violence in Thomas Pynchon’s Bleeding Edge.”(The Journal of the American Literature Society of Japan. 2019, No. 18.)、“Enraged Fathers: The Critique of Patriarchy in Thomas Pynchon’s Against the Day.”(『関西アメリカ文学』57号)などがある。
吉田 恭子(ヨシダ キョウコ yoshida kyouko)
立命館大学文学部教授。 著書に『ベースボールを読む』(慶應義塾大学出版会)、『精読という迷宮─アメリカ文学のメタリーディング』(共編著、松籟社)など。
島貫 香代子(シマヌキ カヨコ shimanuki kayoko)
関西学院大学商学部准教授。 著書に『精読という迷宮─アメリカ文学のメタリーディング』(共著、松籟社)、『ノンフィクションの英米文学』(共著、金星堂)など。
杉森 雅美(スギモリ マサミ sugimori masami)
フロリダ・ガルフコースト大学言語文学部准教授。 著書に『精読という迷宮─アメリカ文学のメタリーディング』(共著、松籟社)、『悪夢への変貌─作家たちの見たアメリカ』(共著、松籟社)など。
水野 尚之(ミズノ ナオユキ mizuno naoyuki)
京都大学名誉教授。 著書にIrish Literature in the British Context and Beyond: New Perspectives from Kyoto (共著、Peter Lang)など。訳書にジェイムズ『ヘンリー・ジェイムズ自伝─ある少年の思い出─』(共訳、臨川書店)などがある。
四方 朱子(シカタ シュウコ shikata shuuko)
京都大学非常勤講師。 発表論文に、(論文)「「他人の足」 当事者であるということ」(『日本研究』Vol. 60)、「『個人的な体験』論」(『北海道大学大学院文学研究科研究論集』第2号)など。
山内 玲(ヤマウチ リョウ yamauchi ryou)
東北大学大学院国際文化研究科准教授。 著書にFaulkner and García Márquez (Southeast Missouri State University Press)など。
タイトルヨミ
カナ:テクストトタワムレル
ローマ字:tekusutototawamureru

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松籟社の既刊から
パヴェウ・ヒュレ/著 井上暁子/訳
金志成/編著 香田芳樹/著 西尾宇広/著 小野寺賢一/著 川島隆/著 宮下みなみ/著 ほか
伊藤泰郎/編著 崔博憲/編著 四方久寛/著者 飯田悠哉/著者 北川由紀彦/著者 川越道子/著者 ほか
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