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定価:4,950円(4,500円+税)
判型:四六
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内容紹介
教育者による生徒の「教育」という形態だけでなく、年少者が年長者を「まねぶ」ことから生まれる世代間伝達、家庭や自然といった周囲の環境が導き手となる「学び」など、教育や学びをめぐる多様な姿が展開されているシュティフターの作品世界を、近年の教育学の知見を援用しながら捉えなおす。
目次
序章 シュティフター研究における教育の問題
第一章 「最初の子どもの物語」と教育の挫折―『森ゆく人』
第二章 自律への道程―『みかげ石』、『水晶』への改作の過程から
第三章 『晩夏』の教育形態とハインリヒの学び
第四章 『読本』と『森の泉』における教材としてのゲーテ作品
第五章 『曾祖父の書類綴じ』における手記と自己教育
終章 教育者シュティフターと終局に含まれた始点
第一章 「最初の子どもの物語」と教育の挫折―『森ゆく人』
第二章 自律への道程―『みかげ石』、『水晶』への改作の過程から
第三章 『晩夏』の教育形態とハインリヒの学び
第四章 『読本』と『森の泉』における教材としてのゲーテ作品
第五章 『曾祖父の書類綴じ』における手記と自己教育
終章 教育者シュティフターと終局に含まれた始点
著者略歴
磯崎 康太郎(イソザキ コウタロウ isozaki koutarou)
上智大学文学部ドイツ文学科卒業、上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)。
現在、福井大学国際地域学部准教授。
著書に『晩年のスタイル─老いを書く、老いて書く』(共著、松籟社、2020年)など、訳書にアーダルベルト・シュティフター『シュティフター・コレクション4 書き込みのある樅の木』(松籟社、2008年)、アライダ・アスマン『記憶のなかの歴史─個人的経験から公的演出へ』(松籟社、2011年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:アーダルベルトシュティフターニオケルマナビトキョウイクケイタイ
ローマ字:aadaruberutoshutifutaaniokerumanabitokyouikukeitai
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