近刊検索 デルタ

2021年4月16日発売

松籟社

出版社名ヨミ:ショウライシャ

アーダルベルト・シュティフターにおける学びと教育形態

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内容紹介
教育者による生徒の「教育」という形態だけでなく、年少者が年長者を「まねぶ」ことから生まれる世代間伝達、家庭や自然といった周囲の環境が導き手となる「学び」など、教育や学びをめぐる多様な姿が展開されているシュティフターの作品世界を、近年の教育学の知見を援用しながら捉えなおす。
目次
序章 シュティフター研究における教育の問題
第一章 「最初の子どもの物語」と教育の挫折―『森ゆく人』
第二章 自律への道程―『みかげ石』、『水晶』への改作の過程から
第三章 『晩夏』の教育形態とハインリヒの学び
第四章 『読本』と『森の泉』における教材としてのゲーテ作品
第五章 『曾祖父の書類綴じ』における手記と自己教育
終章 教育者シュティフターと終局に含まれた始点
著者略歴
磯崎 康太郎(イソザキ コウタロウ isozaki koutarou)
 上智大学文学部ドイツ文学科卒業、上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)。  現在、福井大学国際地域学部准教授。  著書に『晩年のスタイル─老いを書く、老いて書く』(共著、松籟社、2020年)など、訳書にアーダルベルト・シュティフター『シュティフター・コレクション4 書き込みのある樅の木』(松籟社、2008年)、アライダ・アスマン『記憶のなかの歴史─個人的経験から公的演出へ』(松籟社、2011年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:アーダルベルトシュティフターニオケルマナビトキョウイクケイタイ
ローマ字:aadaruberutoshutifutaaniokerumanabitokyouikukeitai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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