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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六
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内容紹介
南部というローカルな場所と人びとを管理統制する国家、そして弱者支配や搾取が拡大されていく世界。視野を縦横に伸縮させながら、フォークナーが書き継いできたものとは。
20世紀アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの中・後期作品を中心に精読しつつ、それらのインターテクスチュアリティを改めて検討することで、フォークナー作品が到達した地平を検証する。
20世紀アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの中・後期作品を中心に精読しつつ、それらのインターテクスチュアリティを改めて検討することで、フォークナー作品が到達した地平を検証する。
目次
第一章 フォークナーのフランス──芸術、父権制、植民地
第二章 『村』──パロディを超えて
第三章 『行け、モーセ』の混沌──名前、系図、父権
第四章 記憶の形と継承──『尼僧への鎮魂歌』
第五章 『寓話』と越境
第二章 『村』──パロディを超えて
第三章 『行け、モーセ』の混沌──名前、系図、父権
第四章 記憶の形と継承──『尼僧への鎮魂歌』
第五章 『寓話』と越境
著者略歴
田中 敬子(タナカ タカコ tanaka takako)
名古屋市立大学人文社会学部名誉教授。
専攻はアメリカ文学。
著書に『フォークナーの前期作品研究――身体と言語』(開文社出版)、『ウィリアム・フォークナーと老いの表象』(共著、松籟社)、William Faulkner in Context(共著、Cambridge UP)などがある。
タイトルヨミ
カナ:フォークナーノインターテクスチュアリティ
ローマ字:fookunaanointaatekusuchuariti
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