目次

近代絵画論の再構築へ
シュヴルルの色彩論
J・M・W・ターナーの色彩研究
橙-白-青の男
浮世絵の色彩
絵画の内容としての「気分」と色彩
アンリの「科学的感性論」とスーラ、シニャック
キュビスムと色彩、もう一つの物語
マティスの色彩
モンドリアンにおける「関係」的造形と色彩の位置
非物質的絵画への希望
近代建築と色彩
色彩と音の響きの感受、あるいは「シンボルの生成」
ミース・ファン・デル・ローエのガラス建築
明暗としてのオール・オーヴァー
ポップ・アートと色彩
ミニマリズムにおける色彩
虹を想い描く
動きと色彩
一九五〇年代以降の建築と写真における色彩について
メディア芸術試論
近代テキスタイルと色彩
色彩に寄りそって
作曲パラメータとしての「音色」
ウィトゲンシュタイン色彩論の再評価
パノフスキーの色彩論