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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
徳川家康の天下取りには、近江人脈との葛藤と協調があって、初めて実現したと見るべきだろう。ここでは、家康と互角に戦う近江人脈の優秀性を指摘したいところだ。ただ、それにも増して重要なのは、近江が京・大坂を含むの東の玄関という位置にあったことである。この地理的要因がなければ、近江人脈の成長もないし、日本の東西交通の要として守りを固める必要もなかっただろう。交通や流通の拠点である近江国を制しない限り、家康は天下を取ることが出来なかったのである。(終章より抜粋)
目次
序章 徳川家康の生涯
1章 越前攻めから姉川合戦
2章 国友鉄砲と家康
3章 「神君伊賀越え」をめぐって
4章 関ヶ原合戦と徳川家康
終章 家康に立ち向かった近江人脈
1章 越前攻めから姉川合戦
2章 国友鉄砲と家康
3章 「神君伊賀越え」をめぐって
4章 関ヶ原合戦と徳川家康
終章 家康に立ち向かった近江人脈
著者略歴
太田 浩司(オオタ ヒロシ oota hiroshi)
昭和36年10月、東京都世田谷区生まれ。昭和61年3月、明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士前期(修士)課程修了。専攻は、日本中世史・近世史。特に、国宝「菅浦文書」や、戦国大名浅井氏に関する研究を行なう。昭和61年4月から市立長浜城歴史博物館に学芸員、平成26年4月から、長浜市長浜城歴史博物館館長を3年間勤める。市民協働部次長を経て、平成30年4月から学芸専門監。令和4年3月退職。現在は淡海歴史研究所所長。
著書に『テクノクラート小堀遠州』『近江が生んだ知将 石田三成』『浅井長政と姉川合戦』『湖の城・舟・湊 琵琶湖が創った近江の歴史』いづれもサンライズ出版がある。平成23年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では、時代考証スタッフをつとめた。
タイトルヨミ
カナ:イチジカンデワカルイエタストオウミ
ローマ字:ichijikandewakaruietasutooumi
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