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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
紫式部が『源氏物語』を石山寺(滋賀県大津市)で書いたという伝説は、人々の間に定着しているが、「石山寺で執筆した」という記録は存在しない。本書では、平安時代に生きた紫式部が見たであろう景色を眺め、その旅路を追体験することにより、『源氏物語』に描かれる当時の様子や、歴史と文化を探ってみた。そして長い年月をかけて編み上げられた伝説へと辿り着く。旅した紫式部が見たであろう近江の風景を推測し、石山縁起絵巻から窺える当時の石山詣なども紹介。
目次
はじめに
第1章 旅する紫式部
第2章 『源氏物語』にでてくる近江
第3章 石山詣をする人々
第4章 『源氏物語』の聖地・石山寺
コラム 紫式部が見た塩津港
コラム 紫式部の時代の近江
おわりに
紫式部略年譜
主な参考文献
第1章 旅する紫式部
第2章 『源氏物語』にでてくる近江
第3章 石山詣をする人々
第4章 『源氏物語』の聖地・石山寺
コラム 紫式部が見た塩津港
コラム 紫式部の時代の近江
おわりに
紫式部略年譜
主な参考文献
著者略歴
京樂 真帆子(キヨウラク マホコ kiyouraku mahoko)
滋賀県立大学人間学部教授。兵庫県生まれ。1986年京都大学文学部国史学科卒業、1989年奈良女子大学大学院文学研究科修士課程修了、1992年京都大学文学研究科史学博士課程満期退学、1995年「平安京都市社会史の研究」で文学博士の学位を取得。1996年茨城大学助教授、2001年滋賀県立大学人間文化学部助教授、2007年准教授、2009年より教授。平安京の都市文化を研究する。
タイトルヨミ
カナ:イチジカン デ ワカル ムラサキシキブ ト オウミ
ローマ字:ichijikan de wakaru murasakishikibu to oumi
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