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定価:1,320円(1,200円+税)
判型:A5
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内容紹介
初心者でも理解できる平易な言葉で、ラオスの森林を例に、現地調査の手順を概略的に提示するとともに、調査から得た情報を統計解析する手法も解説する。そこから見えてくるものは、経済社会的に脆弱な途上国での持続性の喪失という現実、そして資源保護の限界だった。
目次
はじめに
第1章 出発準備-地域研究における情報
1.地域情報
2.事前に得られる情報と現場で得る情報
第2章 調査地に到着-調査対象地ラオス
1.ラオスへの道のり
2.ラオスの概要
(1)成り立ち
(2)地理
3.チャンパサーク県の概要
(1)地理
(2)産業
第3章 対象地を俯瞰する-生業と土地利用の関係
1.生業に関する議論
(1)生業の自立性
(2)生業の持続可能性
2.チャンパサーク県における生業
(1)市場にみられる生業
(2)生業の地域間比較
3.土地利用変化
(1)伝統的な土地利用
(2)新たな土地利用変化
第4章 農村にて聞き取り調査を行う-土地利用制度はラオスの森をどう変えたのか
1.ラオスの土地利用制度
(1)焼畑抑制から土地利用規制へ
(2)保護区による切り離し
(3)商業林業の導入
2.制度による土地利用変化の構造
第5章 農村にて質問紙調査を行う-農村経済の変化はラオスの森をどう変えたのか
1.農村経済をとらえる方法
(1)貨幣経済と資源利用
(2)分析の方法と枠組み
2.質問紙調査からみえてきたもの
(1)チーク林の所有
(2)チークの販売にみられる戦略
(3)森林資源利用の実態
3.チーク林業地の拡大過程
4.チーク林業の持続可能性
(1)植林が生活を変える
(2)チーク林業からの生業転換はあるのあ
第6章 統計モデルから広域の傾向をつかむ-土地利用権の移転は農村部の土地利用をどう変えたのか
1.プランテーションの拡大と土地利用権移転
(1)プランテーションの拡大
(2)土地利用権の移転
2.面接調査
(1)対象地
(2)半構造化面接
(3)調査項目
3.統計モデル
(1)二項ロジットモデル
(2)利用権移転モデルと土地利用変化モデル
(3)分析の準備
4.分析結果
(1)相続か売却かを決める要因
(2)収用か接収かを決める要因
(3)土地利用を変化させる要因
5.土地利用権移転の規定要因からみる土地利用変化
第7章 結果をまとめる-地域情報の分析と処方箋
おわりに
解題
何のために調査を行うか(青柳みどり・国立環境研究所)
日本の原風景(西前出・京都大学)
第1章 出発準備-地域研究における情報
1.地域情報
2.事前に得られる情報と現場で得る情報
第2章 調査地に到着-調査対象地ラオス
1.ラオスへの道のり
2.ラオスの概要
(1)成り立ち
(2)地理
3.チャンパサーク県の概要
(1)地理
(2)産業
第3章 対象地を俯瞰する-生業と土地利用の関係
1.生業に関する議論
(1)生業の自立性
(2)生業の持続可能性
2.チャンパサーク県における生業
(1)市場にみられる生業
(2)生業の地域間比較
3.土地利用変化
(1)伝統的な土地利用
(2)新たな土地利用変化
第4章 農村にて聞き取り調査を行う-土地利用制度はラオスの森をどう変えたのか
1.ラオスの土地利用制度
(1)焼畑抑制から土地利用規制へ
(2)保護区による切り離し
(3)商業林業の導入
2.制度による土地利用変化の構造
第5章 農村にて質問紙調査を行う-農村経済の変化はラオスの森をどう変えたのか
1.農村経済をとらえる方法
(1)貨幣経済と資源利用
(2)分析の方法と枠組み
2.質問紙調査からみえてきたもの
(1)チーク林の所有
(2)チークの販売にみられる戦略
(3)森林資源利用の実態
3.チーク林業地の拡大過程
4.チーク林業の持続可能性
(1)植林が生活を変える
(2)チーク林業からの生業転換はあるのあ
第6章 統計モデルから広域の傾向をつかむ-土地利用権の移転は農村部の土地利用をどう変えたのか
1.プランテーションの拡大と土地利用権移転
(1)プランテーションの拡大
(2)土地利用権の移転
2.面接調査
(1)対象地
(2)半構造化面接
(3)調査項目
3.統計モデル
(1)二項ロジットモデル
(2)利用権移転モデルと土地利用変化モデル
(3)分析の準備
4.分析結果
(1)相続か売却かを決める要因
(2)収用か接収かを決める要因
(3)土地利用を変化させる要因
5.土地利用権移転の規定要因からみる土地利用変化
第7章 結果をまとめる-地域情報の分析と処方箋
おわりに
解題
何のために調査を行うか(青柳みどり・国立環境研究所)
日本の原風景(西前出・京都大学)
著者略歴
農村計画学会( )
淺野 悟史(アサノ サトシ asano satoshi)
1985年生まれ,2013年度京都大学大学院地球環境学舎博士後期課程修了(地球環境学),2014年~京都大学大学院地球環境学堂研究員(現在)。2011~2013年度日本学術振興会特別研究員。
タイトルヨミ
カナ:ラオスノモリハナゼユタカニナラナイノカ
ローマ字:raosunomorihanazeyutakaninaranainoka
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