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定価:3,850円(3,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
遺伝子組換え作物の栽培拡大が進むなか、非組換え作物との共存政策を打ち出したEUは、どのようなアイデアをもとに、どのような言説でその政策を組み立てたのか。綿密な現地調査等をふまえ、社会学的分析手法をも駆使し、「共存」政策の現実をトレースする。
目次
第1章 EUにおける「共存」問題:本書のアプローチ
第Ⅰ部 EUにおけるGMO政策の展開と共存政策
第2章 EUにおけるGMO政策の登場:1980年代から2001年まで
第3章 欧州委員会による共存ガイドラインの提起
第4章 共存をめぐる研究とその成果
第Ⅱ部 各国における共存政策の策定とその経過
第5章 EU加盟国における全般的状況
第6章 デンマーク:欧州初となる共存政策の制定
第7章 ポルトガル:民間事業者が大きな役割を果たす共存政策
第8章 オランダ:栽培に慎重なGM飼料依存国
第9章 ドイツ:緑の党による厳しい共存ルール
第10章 フランス:農業大国の苦悩
第11章 その他の諸国:スペイン、イギリス、オーストリア等
第12章 欧州委員会の方針転換:2010年提案とその帰結
終 章 「共存」をめぐる政策形成スタイルと言説
第Ⅰ部 EUにおけるGMO政策の展開と共存政策
第2章 EUにおけるGMO政策の登場:1980年代から2001年まで
第3章 欧州委員会による共存ガイドラインの提起
第4章 共存をめぐる研究とその成果
第Ⅱ部 各国における共存政策の策定とその経過
第5章 EU加盟国における全般的状況
第6章 デンマーク:欧州初となる共存政策の制定
第7章 ポルトガル:民間事業者が大きな役割を果たす共存政策
第8章 オランダ:栽培に慎重なGM飼料依存国
第9章 ドイツ:緑の党による厳しい共存ルール
第10章 フランス:農業大国の苦悩
第11章 その他の諸国:スペイン、イギリス、オーストリア等
第12章 欧州委員会の方針転換:2010年提案とその帰結
終 章 「共存」をめぐる政策形成スタイルと言説
著者略歴
立川 雅司(タチカワ マサシ tachikawa masashi)
1962年岐阜県生まれ。
1985年東京大学大学院社会学研究科修士課程中退。
農林水産省中国農業試験場、農林水産技術会議事務局、農振水産政策研究所、茨城大学農学部を経て、2017年4月より名古屋大学大学院環境学研究科教授。
博士(農学、東京大学)。
専門は、農業・食料社会学。
タイトルヨミ
カナ:イデンシクミカエサクモツヲメグルキョウゾン
ローマ字:idenshikumikaesakumotsuomegurukyouzon
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