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定価:1,870円(1,700円+税)
判型:四六
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内容紹介
こんな事実があったとは!2012年映画になったシナリオも収録!
1942年、戦争と飢餓に襲われ、
政府に見放された中国内陸部・河南省の3000万人の民。
大量の餓死者を出し絶望の淵にあった彼らを救ったのは
祖国ではなかった。それは日本軍であった。
長年タブー視された極限状況の人たちの史実を、中国で大きな反響を呼んだ
ルポルタージュ小説と映画版の2部構成で映し出す。
1942年、戦争と飢餓に襲われ、
政府に見放された中国内陸部・河南省の3000万人の民。
大量の餓死者を出し絶望の淵にあった彼らを救ったのは
祖国ではなかった。それは日本軍であった。
長年タブー視された極限状況の人たちの史実を、中国で大きな反響を呼んだ
ルポルタージュ小説と映画版の2部構成で映し出す。
目次
ルポルタージュ小説
映画版
訳者あとがき
映画版
訳者あとがき
著者略歴
劉 震雲(リュウ チェンユン ryuu chenyun)
作家、中国人民大学文学院教授。1958年、河南省延津県に生まれ、1973年から78年まで人民解放軍の兵役に就く。78年から82年まで北京大学中文系に学び、82年から文学作品を発表。著書に『劉震雲文集』全十巻、長編小説『一句頂万句』など多数。「温故一九四二」は2012年に中国最大のポータルサイト「新浪」で良書ベストテンに入選し、また映画版はイラン国際映画祭脚本賞など数多く受賞。日本語訳には他に「手機」(『ケータイ』劉燕子訳)や『我叫劉躍進』(『盗みは人のためならず』水野衛子訳)がある。
劉 燕子(リュウ イェンツ ryuu iェntsu)
作家、現代中国文学者。中国北京で生まれ、湖南省長沙で育つ。大学で教鞭をとりつつ、著書や訳書は、日本語では『黄翔の詩と詩想』、『温故一九四二』、『中国低層訪談録―インタビューどん底の世界』、『殺劫−チベットの文化大革命』(共訳)、『ケータイ』、『私の西域、君の東トルキスタン』(監修・解説)、『天安門事件から「〇八憲章」へ』(共著)、『「私に敵はいない」の思想』(共著)、『チベットの秘密』、『安源炭坑実録−中国労働者階級の栄光と夢想』(コーディネート・解説)など。また中国語では『你也是神的一枝鉛筆』、『没有墓碑的草原』など多数。
タイトルヨミ
カナ:ニンゲンノジョウケンイチキュウヨンニ
ローマ字:ningennojoukenichikyuuyonni
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