近刊検索 デルタ

2012年6月15日発売

遠見書房

出版社名ヨミ:トミショボウ

ダイアローグ:精神分析と創造性

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内容紹介
精神分析の匠が奏でるモノローグとダイアローグ

精神分析とはどういう営為なのであろうか。そこに流れる創造性とは何か?──精神科医にして精神分析家の二人の著者が繰り広げるモノローグとダイアローグ。
精神分析の生き字引である前田先生による,有名な「芸論」についての講義と,それを受けてたつ北山先生による「創造性」の論議。そして,二人の丁々発止の愉快な対談。また,前田先生の心理療法と芸論に関するエッセイも数編,掲載しました。楽しい楽しい本になりました。
こころの治療に関心のあるすべてのひとに読んでもらいたい1冊です。
目次
はじめに(北山 修)

1:劇的な精神分析 北山 修
マス・コミュニケーション対パーソナル・コミュニケーション
精神分析と劇的観点
無意識の台本を読み取る
転移
人生・劇・浮世
フィクションと実人生
二重性
治療構造
反復を取り出す
葛藤の三角形
ある症例から
治療室は楽屋である
裏がなくなっていく現代
終わりに――第三者のためではなく

2:芸論と心理臨床 前田重治
芸論とその種類
短い芸論
小話的な芸論
離見の見
神は細部に宿る
虚実皮膜の間
二律背反
守・破・離
むすび

3:ダイアローグ―あるいはさまざまなレスポンス 前田重治×北山 修(司会:寺沢英理子)
「劇的」とは
細部が見える
昔の精神分析
語り・矛盾
周辺と前意識
生きる・詩
裏とこころ

4:芸論と心理臨床 追補 前田重治
脇役の芸
好きな言葉
はじめの一行

あとがき(前田重治)
著者略歴
前田 重治(マエダ シゲハル maeda shigeharu)
1928年長崎市に生まれる。1952年九州大学医学部卒業。精神科,心療内科を経て,1972年九州大学教育学部教授。現在,九州大学名誉教授,医学博士。専攻は精神分析学・カウンセリング。 主な著書:「『芸』に学ぶ心理面接法―初心者のための心覚え」「図説 臨床精神分析学」「図説 精神分析を学ぶ」(どれも誠信書房)など多数。
北山 修(キタヤマ オサム kitayama osamu)
1946年淡路島に生まれる。1972年京都府立医科大学卒業後,英国モーズレイ病院およびロンドン大学精神医学研究所で研修,帰国 後,北山医院(現南青山心理相談室)院長。1992年九州大学教育学部教授。現在,九州大学名誉教授,医学博士,国際協会精神分析医。専門は精神分析学。 主な著書:「劇的な精神分析入門」(みすず書房),「覆いをとること・つくること―『わたし』の治療報告と『その後』」(岩崎学術出版社),「共視論」(講談社)など多数。
タイトルヨミ
カナ:ダイアローグセイシンブンセキトソウゾウセイ
ローマ字:daiarooguseishinbunsekitosouzousei

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