近刊検索 デルタ

2012年4月10日発売

東京外国語大学出版会

ラテンアメリカにおける従属と発展

グローバリゼーションの歴史社会学
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内容紹介
国家はいかにして経済成長を手にすることができるのか

ブラジル大統領をつとめた社会学者の出発点となる、ラテンアメリカ研究の古典です。
1960年代にグローバル資本主義の特徴を分析した先駆的な研究として、いまなお世界で広く読み継がれ、BRICsのめざましい成長と、昨今の反グローバリズム・反新自由主義の思想的背景を理解するための一冊。

東大名誉教授・恒川惠市氏の解説より
「本書は、悲観的な言説が支配的だった時代に、ブラジルを含む発展途上国の成長可能性を言い当てていたという点で、画期的な本であり、今こそ読み直されるべき書物である。さらに本書は、経済発展における国家の役割を正面からとりあげることで、市場と国家の関係についての、今日に至る論争にも一石を投じる内容を含んでいる。」
著者略歴
フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ(フェルナンド エンリケ カルドーゾ ferunando enrike karudoozo)
ブラジル出身の社会学者。1993~94年に財務相として「レアル・プラン」を主導し、ブラジル経済の安定化に成功。1995~2002年、ブラジル大統領を務める。
エンソ・ファレット(エンソ ファレット enso faretto)
チリ出身の経済学者・社会学者・歴史学者。チリ大学教授(専門は開発理論)。1973年から1990年まで国連ラテンアメリカ経済委員会のコンサルタントを務める。2003年没。
鈴木 茂(スズキ シゲル suzuki shigeru)
受田 宏之(ウケダ ヒロユキ ukeda hiroyuki)
宮地 隆廣(ミヤチ タカヒロ miyachi takahiro)
タイトルヨミ
カナ:ラテンアメリカ ニ オケル ジュウゾク ト ハッテン
ローマ字:ratenamerika ni okeru juuzoku to hatten

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