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2012年10月1日発売

キーステージ21

出版社名ヨミ:キーステージニジュウイチ

社会を変える教育 Citizenship Education

英国のシティズンシップ教育とクリック・レポートから
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内容紹介
2002年のブレア政権下に導入された英国のシティズンシップ教育。政治への参加、ボランティアへの参加や地域で支え合う市民(シティズン)を育む教育カリキュラムである。


この教育カリキュラムが欧米でも日本でも話題を呼んでいる。日本では、品川区の「市民科」、各地の「ご当地科」が生まれたり、教育課程の見直しもなされている。
シティズンシップ教育だけでなく、ナショナルテストの導入や、教育基準局(OFSTED)の設立など、英国の教育改革を評価し、日本に導入しようとする動きが多くみられるようになっている。

本書では、英国のシティズンシップ教育の事例をもとにして、日本の公民・社会科の今後のあり方、日本におけるシティズンシップ教育の導入の可能性を論じている。(第1・2編)

第三編では、英国の政治学者バーナード・クリックを委員長とする「シティズンシップ教育に関する諮問委員会」の最終報告書(通称:クリック・レポート)の邦訳版を収録。英国におけるシティズンシップ教育の導入過程や議論などを知るための重要な文献である。

教育関係者だけでなく、国・地域の政策立案に携わる方、教育や政策、市民活動やボランティアについて関心のある方に、ぜひ読んでいただきたい一冊。
目次
第一編 現下の教育課題とシティズンシップ教育
   1. 教育をめぐる現代的課題とシティズンシップ 
2. 社会参加・政治参加としてのシティズンシップ教育
第二編 わが国におけるCitizenship Education の導入の可能性について
    -英国の事例との比較分析から-
     1. 社会の変化と日本の教育における状況
2. わが国における社会科の系譜とCitizenship の教育をめぐる新しい動き
     3. 英国の教育改革とCitizenship Education の導入過程
     4. 英国におけるCitizenship Education の事例分析-その内容と組織体制-
     5.Citizenship Education の導入,その現状と課題
     6. わが国における教育の今後の改善にむけて
第三編 シティズンシップのための教育と学校で民主主義を学ぶために
    Education for citizenship and the teaching of democracy in schools
     Final Report of the Advisory Group on Citizenship, 1998, QCA
     1. はじめに
      1. 序 2.Citizenship の意義 3. 市民教育:その必要性とねらい
    2. 提言
      4. 提言の骨子 5. 今後の方法
     3. 詳説
      6. 市民教育の枠組み:到達目標
      7. 他の教科と連携により市民教育を実現させる方法についての提案
      8. 市民教育における学習を主要技能の育成に役立たせる方法
      9. 学校全体の課題
      10. 意見の分かれる問題を取り扱う際の指導法
      11. おわりに
著者略歴
長沼 豊(ナガヌマ ユタカ naganuma yutaka)
学習院大学教授 高校・大学時代からボランティア活動にかかわり,学習院中等科教諭を経て1999年4月から学習院大学教職課程助教授。その後,准教授を経て2009年4月から現職。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了,博士(人間科学)。ボランティア学習,市民教育,特別活動,数学教育を中心に研究を進める。日本特別活動学会副会長,日本ボランティア学習協会常任理事などを務める。著書は『実践に役立つボランティア学習の基礎理論』(大学図書出版,単著),『新しいボランティア学習の創造』(ミネルヴァ書房,単著),『市民教育とは何か -ボランティア学習がひらく-』(ひつじ書房,単著)など多数。全国各地でボランティア学習についての講演やワークショップを行う。自称「ボランティア学習仕掛人」。趣味は水泳,特技は姓名占い。
大久保 正弘(オオクボ マサヒロ ookubo masahiro)
シティズンシップ教育推進ネット代表,株式会社キーステージ21代表取締役。埼玉大学講師。東京学芸大学教育学部卒。法政大学大学院政策科学研究科修了。予備校講師,検定教科書編集者,政党シンクタンク研究員等を経て,現職。研究領域は,教科教育,問題解決論,公共政策(地域・コミュニティ政策,地方自治,福祉・社会保障)など。執筆に「シチズンシップ教育-新しい授業の提案」,『社会科教育』(明治図書),「政策を実現する方法を考えよう」「市民が政策をつくる時代」ほか『シチズン・リテラシー―社会をよりよくするために私たちにできること』(鈴木 崇弘 (編),教育出版),「海外教育改革 最新事情 イギリス 市民科-その現状と成果・課題について-」『総合教育技術』(小学館),「シチズンシップをどう取り上げるか」『総合的学習を創る』(明治図書),「『民が立つ』教育-シティズンシップ教育のめざすもの-」『埼玉大学教育学部研究紀要No.7 2008』,「公共圏の変化における参加と提案の学習活動」『社会科教育研究 第110号』など。
バーナード・クリック(Crick, Barnard Crick, Barnard)
英国の政治学者:シェフィールド大学教授を経て,ロンドン大学名誉教授。ブレア政権時に,シティズンシップ教育に関する諮問委員会の委員長を務めた。この諮問委員会の報告書「シティズンシップのための教育と学校で民主主義を学ぶために」は,通称クリック・レポートと呼ばれている。邦訳に,『現代政治学の系譜-アメリカの政治科学』(時潮社),『デモクラシー』(岩波書店),『ジョージ・オーウェル-ひとつの生き方』(岩波書店)などがある。
鈴木 崇弘(スズキ タカヒロ suzuki takahiro)
城西国際大学国際アドミニストレーション専攻客員教授。宇都宮市生まれ。東京大学法学部卒。マラヤ大学,イースト・ウエスト・センタやハワイ大学大学院等に留学。総合研究開発機構,東京財団研究事業部長,大阪大学特任教授,「シンクタンク2005・日本」事務局長などを経て現職。朝日新聞WEBRONZAのレギュラー論者なども兼務。主な著書・訳書に,『学校「裏」サイト対策Q&A~子どもを守るために~』(共著),『日本に「民主主義」を起業する…自伝的シンクタンク論』『シチズン・リテラシー・・・社会をよりよくするために私たちにできること』(編著)など。その他英和文での論文多数。現在の専門および関心分野は,民主主義の起業,政策インフラの構築,政治・有権者教育,新たなる社会を創出していける人材の育成さらに教育や統治における新システムの構築。
由井 一成(ユイ カズナリ yui kazunari)
日本女子大学附属高等学校外国語科専任教諭学習院大学法学部卒。学習院大学法学研究科法律学専攻博士前期課程修了。Vancouver Community Collegeにて,TESOL Diplomaを取得。サイモン・フレーザー大学,ブリティッシュ・コロンビア大学に留学。駒込学園嘱託教諭を経て現職。一般財団法人語学教育研究所第26研究グループ(中学高校英語教育)主任。中学・高校の英語教育を対象に,授業ビデオを通して「指導法」や「教材」を検討し,よりよい授業を目指すための研究を行っている。また近年は,外国語学習・教授・評価のためのヨーロッパ共通参照枠(CEFR)に準拠した外国語運用能力の日本スタンダード(JS)の共同開発や高校検定教科書英語表現Iの指導書執筆にも携わっている。趣味は競技かるた百人一首(四段)。現在,神奈川県高校選抜チームの監督を務める。
タイトルヨミ
カナ:シャカイヲカエルキョウイク シティズンシップ エデュケーション
ローマ字:shakaiokaerukyouiku shitizunshippu edukeeshon

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