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2020年12月8日発売

桜井書店

資本主義の成熟と終焉

いま私たちはどこにいるのか
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内容紹介
独自の切り口で資本主義の現段階を歴史的視野で鋭く切り取る!
コロナパンデミックが浮き彫りにした歴史的役割を終えつつある資本主義、そのなかに未来社会の足音を聴く。
キーワードは、「利潤原理を逆転させた社会」
目次
はしがき

序 章 コロナパンデミックと「成長信仰」を考える
1 コロナ大不況の性格
2 立場を越えて拡がる「成長信仰」

第一章 成熟段階にある日本資本主義
1 長期停滞の背景は市場の「成熟」
2 「デジタル化」は既存産業の成熟を埋め合わすことができていない
3 長期停滞下で「増収」なき「増益」を目指す経営の展開とその帰結
4 格差拡大社会としての資本主義
5 長期停滞が格差を耐え難いほどに拡大している
6 資本主義は自動的には崩壊しない:利潤率と利潤量の関係の変化
7 「限界費用ゼロ社会」論の幻想と現実

第二章 分裂するアメリカ資本主義
1 「長期停滞」? しかし、まだ生産力発展の余地がある
2 アメリカの経済成長の構図
3 ICT産業の勃興と「金融化」の進展
4 「デジタル化」「金融化」は中間層の没落と貧富の差の拡大の問題を解決しなかった
5 コロナパンデミックで潤うデジタル企業とビリオネア
6 分裂するアメリカ資本主義

第三章 資本主義の行き詰まりとしての「金融化」現象
1 「金融化」の展開
2 「金融化」はどこまで進んでいるか:「金融化」の幻影
3 金融収益は所得の移転にすぎない:インカムゲイン・キャピタルゲイン・手数料収入
4 現代の金融取引の特徴:証券化とデリバティブ
5 金融資産膨張の幻想と現実
6 「金融化」と金融危機

第四章 資本主義のフロンティアとしての「デジタル化」とその限界
1 デジタル技術の特性
2 「デジタル化」による新しい技術・商品・市場の創造と労働のあり方の変化
3 デジタル多国籍企業と従来型多国籍企業との相違:固定資本と雇用の増大なき拡大
4 資本主義のフロンティアとしての「デジタル化」とその資本主義的限界
5 AIは未来社会でこそ輝く

第五章 ポスト資本主義社会の足音
1 営利企業における利潤原理の相対化
2 「公共サービス産業」の拡大と非営利型経営の重要性
3 労働のあり方の変化とディーセント・ワーク

終 章 いま私たちはどこにいるのか:「社会革命」の時代
1 新自由主義にみる意識のギャップ
2 労働条件の劣化と労働運動の弱体化
3 日本における政治意識の進展と逆流
4 たしかに財源論は避けて通れない:しかし、印刷機で富を生み出すことはできない
5 まずは分配政策から:日本資本主義は改革に必要な「潜在的財政力」をもっている
6 なぜ「社会革命」という考え方が重要なのか

コラム インフレーションの話

補 論 歴史としての資本主義

あとがき
著者略歴
小西一雄(コニシカズオ konishikazuo)
1948年 東京都生まれ 立教大学名誉教授、東京交通短期大学名誉教授。 著書 『現代経済と金融の空洞化』(共編著)有斐閣、1987年 『経済学のオプティクス』(共編著)ミネルヴァ書房、1994年 『ポスト不況の日本経済』(共著)講談社、1994年 『金融論』(共著)青木書店、2000年 『日本のビッグ・インダストリー⑥金融』(共著)大月書店、2001年 『資本主義の成熟と転換:現代の信用と恐慌』(単著)桜井書店、2014年 ほか
タイトルヨミ
カナ:シホンシュギノセイジュクトシュウエン
ローマ字:shihonshuginoseijukutoshuuen

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共栄書房:宮田一郎 
日本実業出版社:谷厚志 
KADOKAWA:堂場瞬一 
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新潮社:パトリック・スヴェンソン 大沢章子 

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