近刊検索 デルタ

2月28日発売予定

松籟社

出版社名ヨミ:ショウライシャ

スクリーンに映るまなざし

映画で学ぶ国際文化交流
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内容紹介
山中貞雄『人情紙風船』、ジム・ジャームッシュ『ミステリー・トレイン』『パターソン』、ブレイク・エドワーズ『ティファニーで朝食を』、ロベルト・ヴィーネ『カリガリ博士』、イングマール・ベルイマン『叫びとささやき』、ヤセミン・サムデレリ『おじいちゃんの里帰り』、アラン・レネ『ヒロシマ・モナムール』など、欧米にまつわる映画を複数の「視線」が複雑に交錯する場=主題(トポス)として捉える映画評論集。
目次
まえがき(後藤篤)

第1部 アメリカから見た日本/日本から見たアメリカ

 第1章 或る夜の山中貞雄(青地伯水)
  1 山中貞雄のいない焼け跡からの復興
  2 日本におけるロードムービーの始まり
  3 丹下左膳と或る夜の出来事
  4 『人情紙風船』をめぐって
  5 山中貞雄は戦場へ行った

 第2章 ジム・ジャームッシュにおける日米文化交流の詩学(土岐光一)
  1 エルヴィス(の他に撮るもの)を探して
  2 双子の夢を銀幕に見る
  3 理解可能性と不可能性のはざまで
  4 奇妙な者たちの交歓

 第3章 『ティファニーで朝食を』にみる日本人の異形(後藤篤)
  1 配役の奇妙
  2 変貌する写真家
  3 文化冷戦の残響
  4 隠喩としての怪物

第2部 20世紀ヨーロッパの交差する視線

 第4章 ドイツ表現主義映画とナチズム(杉山東洋)
  1 社会を映し出すもの
  2 表現主義映画の先駆者、代表者、そして後継者
  3 ナチス・ドイツの到来とクラカウアーの映画論
  4 可能性の小部屋

 第5章 『叫びとささやき』における記憶と家族(山本葉波)
  1 職業監督から映画「作家」、そしてプロデューサーへ
  2 それぞれの「痛み」をめぐって
  3 記憶とクロースアップ
  4 アグネスとアンナの絆

 第6章 移民を描くドイツ/移民が描くドイツ(須藤秀平)
  1 ドイツと移民―現状とその背景
  2 いかなる問題が生じたか―『おじいちゃんの里帰り』
  3 ドイツの対応―移民法制定の経緯と現状
  4 ドイツにおける排外主義―『女は二度決断する』『ロストックの長い夜』
  5 個人にできること

 第7章 ヒロシマへの欧米人のまなざし、日本人のまなざし(青地伯水)
  1 ペトラ・ケリーのヒロシマ体験
  2 ヒロシマが、なぜ私の恋人なのか
  3 国家の神格化と原爆への神の沈黙
  4 赤狩りと、子なるオッペンハイマー
  5 書籍『原爆の子』とその映画化

あとがき 移動演劇さくら隊原爆殉難碑(青地伯水)
著者略歴
青地 伯水(アオジ ハクスイ aoji hakusui)
京都府立大学文学部国際文化交流学科教授 京都大学博士(文学) 主な業績として、編著に『ドイツ保守革命―ホフマンスタール/トーマス・マン/ハイデッガー/ゾンバルトの場合』(松籟社、2010年)、『映画でめぐるドイツ―ゲーテから21世紀まで』(松籟社、2015年)など。
後藤 篤(ゴトウ アツシ gotou atsushi)
京都府立大学文学部国際文化交流学科准教授 大阪大学博士(言語文化学) 主な業績として、共著に『アメリカ文学史への招待―豊饒なる想像力』(法律文化社、2025年)、訳書にウラジーミル・ナボコフ『魅惑者』(『ナボコフ・コレクション ロリータ/魅惑者』、新潮社、2019年所収)など。
土岐 光一(ドキ コウイチ doki kouichi)
追手門学院大学共通教育機構常勤講師 京都府立大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導・単位取得認定退学 主な業績として、論文に“People-to-People Contact in the Global Cold War: The Triangulated Rivalry in Henderson the Rain King.” (The Journal of the American Literature Society of Japan, no. 23, 2025)、 “Where Are the Ducks? Geopolitical Ambiguities in The Catcher in the Rye.” (Studies in English, no. 65, 2024)など。
杉山 東洋(スギヤマ トウヨウ sugiyama touyou)
京都府立大学ほか非常勤講師 京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学 主な業績として、論文に「『ヴィーガント季刊誌』におけるルートヴィヒ・マイヤーのシュティフター論―社会小説への評価とシュティフター理解の関連をめぐって」(『ドイツ文学』第170号、2025年)、「シュティフター作品における「サロン」と「社交」の意味変容―「ウィーンのサロン情景」を中心に」(『オーストリア文学』第40号、2024年)など。
山本 葉波(ヤマモト ハナミ yamamoto hanami)
京都府京都文化博物館映像情報専門員 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程 主な業績として、論文に「イングマール・ベルイマン『渇望』における女性同性愛者の表象」(『芸術文化講座論集』2号、2025年)など。
須藤 秀平(ストウ シュウヘイ sutou shuuhei)
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授 京都大学博士(人間・環境学) 主な業績として、著書に『視る民、読む民、裁く民―ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク』(松籟社、2019年)、論文に「18世紀の陰謀論―反革命誌『オイデモニア』(1795-98)における「真実」言説」(『Germanistik Kyoto』第24号、2023年)など。
タイトルヨミ
カナ:スクリーンニウツルマナザシ
ローマ字:sukuriinniutsurumanazashi

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