近刊検索 デルタ

2023年10月20日発売

書肆アルス

新版どこ行っきょん 短歌おまけ

森村稔/著

定価:880円(800円+税)

判型:文庫

※地方・小出版流通センター扱い

openbd

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内容紹介
「若い頃は、しばしば「おまえ、どこ行っきょん」(どこへ行きつつあるのか)と、少年時代を過ごした阿波の徳島弁で自分に問うことがあった。――(本文より)」
腹を空かした少年時代(Ⅰ)、東京へ出てきた青年時代(Ⅱ)、我を忘れて働いた壮年時代(Ⅲ)を綴ったエッセイに、老年時代になってふと目覚め詠んだ短歌作品(Ⅳ)のうち、自伝ふう作品をチョイスして収録。文庫版で送る著者初の自分誌です。
目次
Ⅰ 腹を空かして
どこ行っきょん
入道雲
歌謡曲で育った
腹を空かして
充満の快
積み木で字を覚えた
初めて買った本
たった一度のキセル
デラシネの如く
女体の美
ええのん買うてやる
幻の国民学校
胸に突き刺さっている歌
本が好きな子ども
深夜の頭の旅

Ⅱ 東京へ出て
あの一言
奇遇1
奇遇2
ミノル
東京へ出て
初めてのコーヒーその他
ゲルピン時代
小説落選
就職のこと
社会人第一歩
社会人第二歩
アマチュアの特権
レイアウト
橘君にもらった猫
メモ哀話
自分だけの体験
伸びる新人
タバコをやめた
ザッチョマン
飽きっぽいか
スポーツだめ
たとえば、料理人
おれも職人だ
プロ根性

Ⅲ 我を忘れて
〝長のつくもの〟
 閉店閉口
独り酒讃歌
本を読む場所
あれはどうなったか
たまには本格読書
大いなる世代
遠くが見たい
アラン・ドロンから余談へ
男も喋りたい
樹木讃
朝の公園ベンチで

Ⅳ ふと目覚めて…短歌おまけ
ここに至りて
家族の記憶ー大阪に生まれて
郷里、徳島ー疎開先
あの日々ー大学進学
ホの字
著述生活
博報堂、リクルート、大学非常勤講師
わけても、リクルート

あとがき
新版あとがき
エディターズ・ノート
著者略歴
森村 稔(モリムラ ミノル morimura minoru)
昭和10年大阪市生まれ。小学校3年生のとき、戦時疎開で徳島へ。徳島県立名西高等学校を経て、東京大学文学部美学美術史学科卒業。20代後半、博報堂を退社し、東大新聞研究所研究生に。リクルート創業期の仕事を手伝い、昭和38年、会社設立と同時に入社。社員番号4。編集部長、制作本部長、専務取締役などを経て、平成9年退職。リタイア後は、お茶の水女子大学でメディア論、東京経済大学で文章作法などの講師を数年間つとめた。 著書に『スペシャリスト時代』(実業之日本社)、『広告マンの世界』(天野祐吉氏との共著)、『仕事を活かすセンス』(以上、東洋経済新報社)、『昇進術入門』(文藝春秋)、『頭の散歩』(産業能率大学出版部)、『クリエイティブ志願』(青英舎、後にちくま文庫)、『朝の独学』(筑摩書房)、『ネクタイのほどき方』(同)、『自己プレゼンの文章術』(ちくま新書)、『青空は片思い』(書肆アルス)、『老童雑記』(同)など。歌集に『寝しなの歌』、『帰りしなの歌』、『須臾の残響』(同)。
タイトルヨミ
カナ:シンパンドコイッキョン タンカオマケ
ローマ字:shinpandokoikkyon tankaomake

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