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2023年6月7日発売

ブックエンド

出版社名ヨミ:ブックエンド

BIOCITY ビオシティ 95号

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内容紹介
★この書籍の小売店頭価格は、2,500円+税です。

95号の特集は、近年、欧州で現代的建築として新たな展開を見せる茅葺きに焦点を当てる。ヨーロッパでは、茅葺きは青銅器時代にまで遡り、古くからその技法が継承されてきたが、通気性や環境負荷の観点から再び注目され、現代建築のデザイン性や技術と融合し、「いつか住みたい家」となっている。日本では、懐かしい原風景のイメージであるが、茅場のもつ生物多様性から、循環と再生の建築として復活が期待される。2019 年の国際会議をもとに茅葺きの新潮流を紹介する。
目次
目次

特集
世界の茅葺きの新潮流
復活する循環と再生のための建築
企画監修:安藤邦廣+日本茅葺き文化協会

特集目次
イギリス 伝承文化としての茅葺きとクラフトマンシップ
デンマーク 新しい茅葺き市場とヨシ原再生への取り組み
スウェーデン 茅葺き最北の地の多様な技法とその継承
オランダ 低湿地の国で時代をリードする茅葺き
ドイツ 無形文化遺産に登録されたギルドの持続のために
南アフリカ 多様な民族文化の継承と海外展開への戦略
日本 伊勢神宮の茅葺きに見る循環と再生の建築
日本茅葺き紀行 地域性豊かな形と技 安藤邦廣
茅葺きを選択する時代に 相良育弥
茅葺き職人として生きること、その未来 松木 礼
欧州と日本の茅葺き防耐火 水上点晴
世界の茅葺きデータ
著者略歴
安藤 邦廣(アンドウ クニヒロ andou kunihiro)
安藤邦廣:建築家、筑波大学名誉教授、日本茅葺き文化協会代表理事。1948年宮城県生まれ。専門は日本の木造伝統技術、茅葺き民家や小屋と倉の研究、板倉構法の技術開発とデザイン。日本建築学会賞(論文)2011年。著書に『日本茅葺き紀行』『小屋と倉』など。
アンドリュー・ラッフル(アンドリュー・ラッフル andoryuu・raffuru)
アンドリュー・ラッフル Andrew Raffle:イギリス茅葺き職人協会理事、ITS事務局、茅葺き職人。
ヤーン・カールップ(ヤーン・カールップ yaan・kaaruppu)
ヤーン・カールップ Jørgen Kaarup:デンマーク茅葺き協会元事務局、ITS元事務局、環境保全の取り組みに関する調査員。
ヨースト・クリューヘル(ヨースト・クリューヘル yoosuto・kuryuuheru)
ヨースト・クリューヘル Joost Kruger:オランダ茅葺き協会代表、ITS会長、元茅葺き職人。
ヨアヒム・シュルッター(ヨアヒム・シュルッター yoahimu・shuruttaa)
ヨアヒム・シュルッター Joachim Schröter:ドイツ茅葺き協会元理事、ITS元理事、茅葺き職人。
アブリー・ヴィサージュ(アブリー・ヴィサージュ aburii・visaaju)
アブリー・ヴィサージュ Abrie Visagie:南アフリカ茅葺き協会理事、ITS理事、JNA グループテクニカル・ディレクター。
相良 育弥(サガラ イクヤ sagara ikuya)
相良育弥(さがら・いくや):1980年生まれ。株式会社くさかんむり代表取締役、茅葺き職人。兵庫県神戸市北区淡河町を拠点に、空と大地、都市と農村、日本と海外、昔と今、百姓と職人のあいだを草であそびながら、茅葺きを今にフィットさせる活動を展開する。主な受賞に、神戸市文化奨励賞(2015年度)、地域再生大賞優秀賞(2019年度)、日本文化藝術財団創造する伝統賞受賞(2022年度)など。
松木 礼(マツキ レイ matsuki rei)
松木 礼(まつき・れい):茅葺職人、茅松代表。2006年弟子入り、2015年に独立。茨城県つくば市を拠点に全国で屋根葺きに携わる。茅場の保全、再生活動を通じて、火入れや植物観察会を行い、専門家と共に火入れ文化の継承や生物多様性の保全にも取り組んでいる。
水上 点睛(ミズカミ テンセイ mizukami tensei)
水上点睛(みずかみ・てんせい):国立研究開発法人建築研究所研究員。糸魚川市街地火災や首里城などの火災調査を通じて、古くて新しい歴史的建築物の防火対策に取り組んでいる。
タイトルヨミ
カナ:ビオシティ キュウジュウゴゴウ
ローマ字:bioshiti kyuujuugogou

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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