近刊検索 デルタ

2022年11月10日発売

共和国

出版社名ヨミ:キョウワコク

バッサ・モデネーゼの悪魔たち

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内容紹介
「この本に書かれている事柄に、筆者はいかなる脚色も加えていない」――現代イタリアの司法史上、最も不可解とされたカルト犯罪の真実を暴くノンフィクション。
1997年から翌年にかけて、性的虐待、墓地での悪魔的儀式といった一連の事件が発生する。捜査の結果、ある少年の証言を契機に何人もの親たちが加害者として告発され、家庭が崩壊してゆく……。しかし、なぜこの事件の「事実」を語るのが子どもたちばかりなのか? 20年を経て著者が追及して初めて明らかになった、心理学の空隙を突く悲劇的な真相とは……!? 
*2020年、イタリアの優れたジャーナリズムに与えられるエステンセ賞を受賞。
*2021年、イタリアAmazonでは本書を原作としたドキュメンタリーを制作し、大きな反響を呼んだ(日本未公開)。
定価=2800円+悪税
目次
     フィナーレ・エミリア、一九九五年四月一日

第一部  汚染

第二部  沈んだ世界

第三部  亡霊の群れ

第四部  二十年続いた夜

  謝辞
  主要参考文献
  原著者あとがき
  訳者あとがき
著者略歴
パブロ・トリンチャ(パブロ トリンチャ paburo torincha)
1977年、ドイツのライプツィヒに生まれる。新聞、テレビ、ウェブサイトの特派員やライターとしてキャリアを積む。 2015-17年、同業のアレッシア・ラファネッリと協力して、本書のもととなったポッドキャスト番組『毒(Veleno)』を制作。 本書は、2020年にジャーナリズム分野の優れた著作に贈られるエステンセ賞を受賞。 2021年にはイタリアの amazon がドキュメンタリーシリーズを制作し、大きな反響を呼んでいる。
栗原 俊秀(クリハラ トシヒデ kurihara toshihide)
1983年、東京都に生まれる。翻訳家。 訳書に、アンドレア・バイヤーニ『家の本』(白水社、2022)、『カルロ・ロヴェッリの科学とは何か』(河出書房新社、2022)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ――世紀の落とし子』(同、2021)など多数。 カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷、2016)で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。
タイトルヨミ
カナ:バッサモデネーゼ ノ アクマタチ
ローマ字:bassamodeneeze no akumatachi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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