( )
定価:3,080円(2,800円+税)
判型:菊変形
書店在庫をチェック
内容紹介
「この本に書かれている事柄に、筆者はいかなる脚色も加えていない」――現代イタリアの司法史上、最も不可解とされたカルト犯罪の真実を暴くノンフィクション。
1997年から翌年にかけて、性的虐待、墓地での悪魔的儀式といった一連の事件が発生する。捜査の結果、ある少年の証言を契機に何人もの親たちが加害者として告発され、家庭が崩壊してゆく……。しかし、なぜこの事件の「事実」を語るのが子どもたちばかりなのか? 20年を経て著者が追及して初めて明らかになった、心理学の空隙を突く悲劇的な真相とは……!?
*2020年、イタリアの優れたジャーナリズムに与えられるエステンセ賞を受賞。
*2021年、イタリアAmazonでは本書を原作としたドキュメンタリーを制作し、大きな反響を呼んだ(日本未公開)。
定価=2800円+悪税
1997年から翌年にかけて、性的虐待、墓地での悪魔的儀式といった一連の事件が発生する。捜査の結果、ある少年の証言を契機に何人もの親たちが加害者として告発され、家庭が崩壊してゆく……。しかし、なぜこの事件の「事実」を語るのが子どもたちばかりなのか? 20年を経て著者が追及して初めて明らかになった、心理学の空隙を突く悲劇的な真相とは……!?
*2020年、イタリアの優れたジャーナリズムに与えられるエステンセ賞を受賞。
*2021年、イタリアAmazonでは本書を原作としたドキュメンタリーを制作し、大きな反響を呼んだ(日本未公開)。
定価=2800円+悪税
目次
フィナーレ・エミリア、一九九五年四月一日
第一部 汚染
第二部 沈んだ世界
第三部 亡霊の群れ
第四部 二十年続いた夜
謝辞
主要参考文献
原著者あとがき
訳者あとがき
第一部 汚染
第二部 沈んだ世界
第三部 亡霊の群れ
第四部 二十年続いた夜
謝辞
主要参考文献
原著者あとがき
訳者あとがき
著者略歴
パブロ・トリンチャ(パブロ トリンチャ paburo torincha)
1977年、ドイツのライプツィヒに生まれる。新聞、テレビ、ウェブサイトの特派員やライターとしてキャリアを積む。
2015-17年、同業のアレッシア・ラファネッリと協力して、本書のもととなったポッドキャスト番組『毒(Veleno)』を制作。
本書は、2020年にジャーナリズム分野の優れた著作に贈られるエステンセ賞を受賞。
2021年にはイタリアの amazon がドキュメンタリーシリーズを制作し、大きな反響を呼んでいる。
栗原 俊秀(クリハラ トシヒデ kurihara toshihide)
1983年、東京都に生まれる。翻訳家。
訳書に、アンドレア・バイヤーニ『家の本』(白水社、2022)、『カルロ・ロヴェッリの科学とは何か』(河出書房新社、2022)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ――世紀の落とし子』(同、2021)など多数。
カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷、2016)で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。
タイトルヨミ
カナ:バッサモデネーゼ ノ アクマタチ
ローマ字:bassamodeneeze no akumatachi
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
パブロ・トリンチャ 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。