近刊検索 デルタ

2024年6月14日発売

ブルーシープ

出版社名ヨミ:ブルーシープ

フォロンを追いかけて Book1

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
初期ドローイングとプルーストの質問帖から、フォロンを「知る」本

ジャン=ミッシェル・フォロン(1934-2005)は、ユーモラスな線描、美しい色彩とファンタジックな世界観、そして人類に警鐘を鳴らす強いメッセージを描いたベルギー人のアーティストです。1970年代以降世界的に活躍し、日本でも1980年代と90年代に大規模な巡回展が開かれ、人々の心をつかみました。今回約30年ぶりに展覧会が開かれるのを機に、フォロンのファン、フォロンを知らない新たな鑑賞者にむけた本を2冊出版します。フォロンが生み出した多彩で詩情的な作品群を前に、すっと心を開く。そしてフォロンを過去にではなく、未来に感じる。そんなきっかけになるような、フォロンを追いかける二つの旅のような2冊の本です。

『フォロンを追いかけて Book1』
1冊目はフォロンを「知る」旅。1955年、21歳で故郷ベルギー・ブリュッセルを離れパリにやってきたフォロン。代名詞といえる色彩豊かな作品へと発展する前の初期ドローイング50点に、マルセル・プルーストが答えたことで有名な34の質問帖(Le questionnaire de Proust)への回答を添えました。ドローイングとチャーミングな回答が響きあい、フォロンの人柄や空想的な思考、社会への問題意識、人類に対する信頼や希望が、作品とともに立ち上がります。アーティストであり最初の妻・コレット・ポルタルによる寄稿も必読です。パリでの出会い、創作や暮らし、田園ビュルシーでの日々や家族について、みずみずしい追憶からフォロンの魅力に迫ります。


『フォロンを追いかけて Book2』、展覧会図録『空想旅行案内人 ジャン・ミッシェル=フォロン』は、7月下旬発売予定です。
著者略歴
ジャン=ミッシェル・フォロン(ジャン ミッシェル フォロン jan missheru foron)
20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとり。1934年ベルギー・ブリュッセル生まれ。はじめは建築や工業デザインを学ぶが、1955年にパリ近郊へ移住し本格的に絵を描き始める。1960年代初頭に雑誌『ニューヨーカー』や『タイム』の表紙を飾り、その後、各国で高く評価され、世界中の美術館で個展が開催される。日本では30年ぶりとなる回顧展を、2024年7月より東京、名古屋、大阪で順次開催。
柴原聡子(シバハラサトコ shibaharasatoko)
タイトルヨミ
カナ:フォロンヲオイカケテ ブックワン
ローマ字:foronooikakete bukkuwan

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
止められるか俺たちを 暴走族写真集
日本には暴走族がいる

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)

>> もっと見る

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。