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定価:3,080円(2,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
第二次世界大戦時に共に枢軸国であった日本とイタリア。戦後、両国では民主主義的な思想と原則の確立は、どのような形で戦前からの継続や断絶と結びついたのか。本書は、まず両国における君主制の比較を行い、続いて戦時下での抵抗を選択したイタリア・パルチザン(オッソラ共和国)の場合と、国内での抵抗はほとんどなかったものの、戦後、日本国憲法へと繋がっていく鈴木安蔵を中心とした憲法研究会の人びとの思想・活動を取り上げる。デモクラシー運動の中で熟議を通じて戦争が克服され、未来の民主主義社会が構想されていった過程を描き出す。
目次
はじめに
第一章 戦前の君主制をめぐる日伊比較
1 政治と比較に見る君主制
2 リソルジメントと明治維新
3 戦争に翻弄される君主制
第二章 パルチザンの共和国―イタリア戦後民主主義への道程―
1 共和国に至る歩み
2 オッソラ共和国の諸相
3 戦後民主主義の始まりとしてのレジスタンス
第三章 戦争と平和をめぐる民主主義―日本における連続と断絶―
1 戦後デモクラシーの里程標
2 憲法研究会メンバーの役割
第一章 戦前の君主制をめぐる日伊比較
1 政治と比較に見る君主制
2 リソルジメントと明治維新
3 戦争に翻弄される君主制
第二章 パルチザンの共和国―イタリア戦後民主主義への道程―
1 共和国に至る歩み
2 オッソラ共和国の諸相
3 戦後民主主義の始まりとしてのレジスタンス
第三章 戦争と平和をめぐる民主主義―日本における連続と断絶―
1 戦後デモクラシーの里程標
2 憲法研究会メンバーの役割
著者略歴
石田 憲(イシダ ケン ishida ken)
千葉大学大学院社会科学院教授
タイトルヨミ
カナ:センソウヲコエルミンシュシュギ
ローマ字:sensouokoeruminshushugi
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