近刊検索 デルタ

2021年6月10日発売

小鳥遊書房

『星の王子さま』再読

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
邦題『星の王子さま』から抹殺された 「ちいさな」(petit)という形容詞抜きには読めないものとは? 作品にはなぜ「戦争」の影が立ち籠めるのか? キツネやヘビはどのような役割を果たしているのか? 『星の王子さま』という、いかにも可愛く、愛らしい 邦訳タイトルに慣れ親しんできた読者のイメージを壊すかもしれないテクストそのものの精読。


この物語は絶望と孤独感に満ちている
目次
はじめに

1 邦訳タイトル『星の王子さま』をめぐって

2 「小さなもの」と「大きなもの」

3 王子が巡った六つの星とその住人たち

4 『星の王子さま』とはどんな作品なのか

5 作品に立ち籠める「戦争」の影

6 王子とはいったい誰なのか?

7 キツネは本当に、良き友だちなのか

8 キツネが用いる“apprivoiser”という動詞の真意とは?

9 ヘビは邪悪な生き物なのか

10 対一者から複数の他者たちへ

11 王子が地球で出会う人々

12 星と砂漠の思考

おわりに
著者略歴
土田 知則(ツチダ トモノリ tsuchida tomonori)
1956年、長野県に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。千葉大学名誉教授。専門はフランス文学・文学理論。 著書に、『現代文学理論—テクスト・読み・世界』(共著、新曜社、1996年)、『ポール・ド・マン—言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店、2012年)、『現代思想のなかのプルースト』(法政大学出版局、2017年)、『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社、2018年)、『他者の在処—住野よるの小説世界』(小鳥遊書房、2020年)ほか、訳書に、ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』(水声社、1993年)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー—ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(岩波書店、2012年)、バーバラ・ジョンソン『批評的差異—読むことの現代的修辞に関する試論集』(法政大学出版局、2016年)ほかがある。
タイトルヨミ
カナ:ホシノオウジサマサイドク
ローマ字:hoshinooujisamasaidoku

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

小鳥遊書房の既刊から
三村尚央/著
菊池かおり/著・編集 松永典子/著・編集 齋藤一/著・編集 大田信良/著・編集
エミリ・ディキンスン/著 朝比奈緑/翻訳 下村伸子/翻訳 武田雅子/著
もうすぐ発売(1週間以内)
産業編集センター:小林みちたか 
美術出版社:藤井フミヤ 
日経BP 日本経済新聞出版本部:湯進 
KADOKAWA:須垣りつ 庭春樹 
エール出版社:鳩山文雄 

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。