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2020年5月30日発売

花乱社

出版社名ヨミ:カランシャ

戦前期南氷洋捕鯨の航跡

マルハ創業者・中部家資料から
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内容紹介
昭和15年10月、太平洋戦争開戦直前の緊迫した情勢の中、日本から南氷洋に出漁した第二日新丸船団の事業部長・中部利三郎が記した「漁場日誌」が奇跡的に発見された。外国や他社船団と激しく競合しながら指揮・操業した半年間の記録を中心に、旧大洋漁業の戦前の商業捕鯨に関する貴重な一次資料を初めて紹介する。
目次
はじめに
発刊に寄せて 日本鯨類研究所 名誉顧問 大隅清治
序章 下関市立大学鯨資料室とアーカイブの取り組みについて
第1章 「昭和十五年/十六年度漁場日誌」について
 1.資料発見の経緯について
 2.日誌を辿る
 3.漁場日誌にみる戦前の南氷洋捕鯨を検証する
 4.小括
第2章 中部家資料から戦前の南氷洋捕鯨を辿る
 1.「昭和十一(1936)年/十二(1937)年 捕鯨用海図」について
 2.「昭和十三(1938)年度鯨油製造日計表」について
 3.「昭和拾貮(1937)年度鯨油製造統計表」について
  ─昭和十三(1938)年度鯨油製造日計表と比較して─
 4.「日新丸積量図」について
 5.『海洋漁業 第四卷第八號八月號』について
  ─中部利三郎氏講演録にみる戦前の南氷洋捕鯨─
第3章 「昭和十五/十六年度漁場日誌」口語訳文
第4章 「昭和十五/十六年度漁場日誌」原文翻刻
終章 中部家資料からみえてくるもの、そしてこれから
著者略歴
岸本 充弘(キシモト ミツヒロ kishimoto mitsuhiro)
1965年、山口県下関市生まれ。下関市職員、下関市立大学附属地域共創センター委嘱研究員。北九州市立大学大学院社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。 下関市職員として新水族館建設推進室、国際捕鯨委員会(IWC)下関会合準備事務局、(財)日本鯨類研究所情報文化部派遣、水産課、公立大学法人下関市立大学派遣、教育委員会文化財保護課等を経て、現在、下関市文化振興課主幹・下関くじら文化振興室長。 【著書】『関門鯨産業文化史』(海鳥社、 2006年)、『下関から見た福岡・博多の鯨産業文化史』(海鳥社、 2011年)他
タイトルヨミ
カナ:センゼンキナンピョウヨウホゲイノコウセキ
ローマ字:senzenkinanpyouyouhogeinokouseki

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