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2022年12月2日発売

興山舎

出版社名ヨミ:コウザンシャ

『月刊住職』2022年12月号(通巻289号)

寺院住職実務情報誌

定価:1,500円(1,364円+税)

判型:A5

※地方小・出版流通センター扱い

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内容紹介
【特集】寺院インフレ禍/納骨堂破綻と墓の激変/本堂計画で寺院消滅危機/宗費に住職の本音/寺院節電法/文化財指定のリスク/先祖が祟るにはまる訳/マインドコントロール宗教
【寺院・住職に直言・提言】京極夏彦・古市憲寿
貫名英舜/櫻井義秀/島薗進/川又俊則/佐藤弘夫/櫻井圀郎/松本紹圭/鈴木隆泰/池内了 ほか
目次
【特集】
なんでも値上がりするインフレでお寺が困っていること
生活に伴う多くのモノの値上がりが止まらず、庶民の暮らしは苦しくなるばかり。お布施にも響く。では信施はともかく、お線香やローソク、塔婆、仏具、衣、数珠、供花などお寺にかかわるものはどうか。価格の変動と理由、今後を主な業界に取材した。


納骨堂の経営破綻で懸念される事業型墓所の現状と市場激変動向
札幌市の単立宗教法人白鳳寺の納骨堂が債務超過で破綻した。前代未聞のことだが、事件にかかわらず今まさにお墓の形に大きな変化が生じている。かつて墓地だったのが納骨堂、散骨に樹木葬と激変。そこに何があるのか。


本堂新築計画が頓挫して強制競売されて全てを失った寺院消滅の危機
6億円の本堂新築を計画した茨城県の真言宗豊山派寺院だが檀家は猛反対した。なぜなら住職が借金と税金未納を重ねた末のことだったからだ。計画は進まず、お寺には債務だけが残され、強制競売の末、業者のものになってしまった。寺院はどうなるのか。


緊急特別編(4)現代日本の宗教最前線
「霊感商法を可能にした先祖が祟るという言説になぜ日本人ははまるのか!?」…櫻井義秀(北海道大学教授・宗教社会学者)
旧統一教会に高額な献金をさせられ家庭崩壊にまで至る、それはなぜか。このほどNHK「こころの時代」で異例の宗教者6人による緊急討論会が放送された。出演した筆者より何が解り、何が問われたのかご報告いただいた。

特別連載「なぜ人にマインドコントロールを仕掛ける宗教があるのか!?(1)」…貫名英舜(日蓮宗住職・日本脱カルト協会会員)
政府がついに旧統一教会に対し質問権の行使を表明するに至った。同教団により被害者が多く出ているからにほかならない。その手法が宗教によるマインドコントロールといわれる。それはいかなるものか。寺院住職にも決して無縁なことではない。



事態は宗教問題に非ずとする宗教研究者たちによる声明
この10月、旧統一教会への宗務行政の適切な対応を要望して宗教研究者有志25名が声明を発表、記者会見を行った。研究者たちは旧統一教会をどのように捉えているのか。



今こそ住職がなすべき「節電」とは何か!? 実際の効果と留意
今冬は電力需給の見通しが極めて厳しいとされ、誰にも節電が求められている。檀家や近隣住民のためにお寺が率先して節電に取り組む意義は決して小さくない。電力不足を地球規模の課題と受けとめ、何ができるか考えてみよう。



本誌アンケートで分かる宗費の制度や実際のやり方に対する住職のホンネ(2)
宗派に納める宗費や懇志金・寄付金に関する住職方の率直な意見を前号に続いて見よう。忌憚のない回答からは、各寺院からの宗派に対する切実な要望や提言とともに、寺院が置かれている深刻な現状や先々を見据えた上で抱いている不安をありありと窺うことができる。



自治体による仏像の文化財指定で寺院が受ける利益とリスク
仏像などの寺宝が自治体の文化財に指定されると寺院はどんな恩恵を受けるのか。むしろそれが重荷になることはないか。調査から指定へはどのように進められるのか。住職と行政、それに文化財保護の審議委員にも取材した。



葬儀業に登録制や法整備が必要かと問う意識調査結果
全国57組合、1263社が加盟する全日本葬祭業協同組合連合会はこのほど、一般市民に向けた意識調査の結果を公表した。人々は葬儀に、そして葬儀社に何を求めているのか。



住職ルポ カナダ在住の旅行記者が一転檀家ゼロ尼寺住職になって注目された志
在家それも女性が仏門に入るのは今日でも高いハードルがある。けれども名古屋市にある西山浄土宗寺院の住職に取材すると、まさに求める者と会うべき者の?啄同時というほかはない。加えて新住職の行動力は目を見張る。

【連載】
連載 厳しい経済環境下で寺院を守るための失敗できない財務管理と上手な資産運用法基礎編〔3〕…塚嵜智志(野村證券株式会社金融公共公益法人部法人ソリューション課課長)
「公益団体の投資実績と寺院不動産の活用」



誌上講座・みんなに喜ばれる今からの寺院ラボ〔48〕…遠藤卓也(『未来の住職塾』講師)
「災害とボランティアで学んだお寺の使命」 対論…糸山公照(熊本県・真宗大谷派副住職)
松本紹圭のテンプルゼミ(34)「日本仏教を修養という視点で見直す」

人は死んだらどこへ行けばいいのか(26)
「中世の史料や絵図に天皇さえ悪道に堕ちると説かれたのはなぜか」…佐藤弘夫(東北大学大学院教授)
お寺の本尊といえば経典によるものや宗祖などが祀られるのが当然だが、かつて実在したとされる人間が本堂の本尊となる例もある。その縁起を尋ねると、今でもわたしたちが目指す人生や震災で亡くなった人々への思いにも繋がる。

連載 住職にも知ってもらいたい在宅医療とその実際(7)…高砂裕子(全国訪問看護事業協会副会長)
「介護をする人もされる人も訪問介護のすすめ」
自分の家に他人が何度も入るとなれば誰でも煩わしくなる。とはいえ自宅療養を続ける良い方法は、訪問介護を上手に受けるしかないのが現実だ。



最重要課題連載 人生100年時代の宗教指導者の長い老後問題(33)…川又俊則(鈴鹿大学学長/宗教社会学者)
「長寿社会を目指し漸く生き方の質より死に方の質が大事だと分かってきた」
クオリティーオブライフと言って生活の質が重視されるようになったのは、終末期ケアにおいて医療任せでいいのかという問題から強調されたことだ。ライフをデスに置き換える必要があるだろう。


僧侶が見る近代における仏教者の実相(18)
「明治維新政府の方針を仏教教団や僧侶はどのように捉えようとしたのか」…髙橋秀慧(宗教史研究者)


連載[寺院・住職に直言・提言する]
京極夏彦 (小説家/意匠家) … 「月刊住職と僕」
古市憲寿 (社会学者) … 「賽銭箱の過去・現在・未来」


誌上セミナーやればできる! 寺院活性化のためのケーススタディ〔67〕
「出生数激減の今こそお寺も子どもへの対応で地域の核になる」…堀内克彦(宿坊研究会代表)
日本の未来を担う子どもの数が国の予測をはるかに超えてさらに激減する可能性が大きい。まさに子どもは国の宝であるだけに、お寺にとっても幼児教化の役割はますます重要。ではどうしたらよいのか。ここに4カ寺の実践を見よう。



初めての人に仏教を説くために最新版仏教文化基礎講座〔140〕
「釈尊の内なる悪魔への対峙に比丘たちは何を学び実行したか」…鈴木隆泰(山口県立大学教授・寺院住職)

障害者を快く迎えるお寺にしよう〔77〕
「障害者にやさしい店は繁盛するという福子伝説で分かること」…野沢和弘(毎日新聞客員編集委員)
もともと人間には「弱さ」を排除するよりも包摂する社会の方に安心や充足を感じるセンサーが内在しているのだと思う。「福の神」の伝承はそれが形になって現れたのであろう。



[今月のグラビア]
導師ごと、どこへでも行ける葬儀車



[ショートルポ]
●災害ボランティア住職ならではの葬儀救済活動――福岡県浄土真宗本願寺派前住職の移動葬儀車の志
●門首公邸前にスーパーマーケット計画の決着――真宗大谷派僧侶・門徒の宗議会あっての奏功なのか
●棺に納められた副葬品の火葬場無断処分事件――茨城県つくば市営火葬場職員が行っていた驚きの告発



[法律・税金相談]
法律相談… 本間久雄(弁護士)・伯母治之(弁護士)
質問1 議事録も公告も宗派の承認もない不動産売買や借入は無効になるか
質問2 境内にある火の見櫓を不要なので撤去したいが所有者が不明な場合

税金相談… 河村照円(税理士・行政書士・寺院住職)
質問 お寺の将来に備えて資産運用をしたいがどんな規程を設けるべきか

【好評連載】
住職リーダーズダイジェスト〔8〕
 「人間の飽くなき欲望に対し脱成長コミュニズムを説く――『人新世の「資本論」』斎藤幸平著」
  野生司祐宏 (浄土真宗本願寺派實相寺住職)


 お寺のためならばなんだってやりたい記〔9〕
 「焼失した本堂を前にして決意した墓地経営計画の実際」
  長谷雄蓮華 (浄土宗大法寺住職)


 認知症高齢者と共に歩む僧侶如実記〔38〕
 「入居者の困った行動を吟味すると介護側の都合だったりする」
  日髙明 (社会福祉士/浄土真宗本願寺派僧侶)


 今こそ宗教と法律の問題新講座〔92〕
 「今注目の宗教法人の解散命令とは何かを正しく理解するために」
  櫻井圀郎 (宗教法および宗教経営研究所長教授)


 色即是空の科学事始め〔199〕
 「鳥の目と虫の目と人間の目――もっとも獰猛な動物は人間なのかもしれません」
  池内了 (総合研究大学院大学名誉教授・宇宙物理学者)

臨終医しか知らない大事な話〔48〕
 「病原菌はどこにでもと思って食事も生活にも留意を」
  志賀貢 (内科医/医学博士)


 今からの宗教酔眼千里眼〔109〕
 「日本人と現代仏教の位相(109)――日本における宗教と政治(4)」
  島薗進 (東京大学名誉教授・日本臨床宗教師会会長)


 78億人の宗教トレンド〔150〕
 「女性のヒジャブが発端の政府批判にイスラム最高指導者の主張」
  荒木重雄 (アジア社会研究者・社会環境学会理事長)


 コラム 盆踊り全国漫遊記〔86〕
 「鎌倉陰陽師の祭りとは何か」
  柳田尚也 (湘南盆踊り研究会代表)

【別冊付録】12頁

露の団姫のお笑い仏教寄席〔91〕
 「猊下祝賀会で寿限無をと頼まれたおかげでスペシャルな日に」
  露の団姫 (つゆのまるこ、落語家、寺院住職)

お説教のタネ本「チコちゃんに叱られながら知るウンチク」


 在俗の説法者〔245〕 「年寄りを大切にしない国」
  篠原鋭一 (曹洞宗住職・自殺防止ネットワーク「風」代表)

好評連載 生き物たちの生と死に学ぶ〔12〕 「一生蓑の中のミノムシ」
  稲垣栄洋 (静岡大学農学部教授)


 住職のための今月のことば 「マイニングやら都市鉱山やら」
  稲垣真澄 (産経新聞元編集委員・ジャーナリスト・僧侶)


 すぐ使える法話セミナー〔68〕 「不動明王を説法に(3)」
  村越英裕 (臨済宗妙心寺派住職・イラストライター)

法語伝道聖句三昧〔288〕 「過ちは間髪入れずに正す」
  天野こうゆう (高野山真言宗住職)


 いまどきマンガ説法〔125〕 「除夜の鐘」
  佐々木正祥 (真宗佛光寺派住職)
著者略歴
『月刊住職』編集部(ゲッカンジュウショクヘンシュウブ gekkanjuushokuhenshuubu)
タイトルヨミ
カナ:ゲッカンジュウショクニセンニジュウニネンジュウニガツゴウツウカンニヒャクハチジュウキュウゴウ
ローマ字:gekkanjuushokunisennijuuninenjuunigatsugoutsuukannihyakuhachijuukyuugou

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