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千里文化財団

季刊民族学195 特集 みやげもの:旅するモノがもつ力

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内容紹介
今日、人びとは観光を目的に世界じゅうを飛び交っている。世界全体の国際観光客数はコロナ禍前と同水準にまで回復し、2025年には訪日外国人旅行者数は過去最高を記録した。
観光旅行につきものなのが「みやげもの」だ。みやげものは、観光客とそれを受け入れる地域社会のあいだに生じる文化の相互交渉を色濃く映し出す鏡ともいえる。
観光客が旅の記念に持ち帰る商品としてのみやげものが誕生し、売り出され、買い求められるという一連の営みの背後には、どのような社会的要請や、その土地らしさをめぐる地域社会と観光客の駆け引きがあるのだろうか。あるいは、そうした営みが地域社会にどのような変容をもたらしてきたのだろうか。さらには、みやげもの自体はどのように変化と移動を繰り広げてきたのだろうか。世界各地の「みやげもの」を通して、異文化接触のダイナミズムを素描したい。
目次
【特集】
「『みやげもの』とは何か:観光がつなぐモノの移動と越境」鈴木涼太郎
「『みやげもの』としてのトルコ絨毯:物語(ストーリー)と満足を求めて」田村うらら
「『マサイ』のビーズの首飾り:往還する『フェイク』と『オリジナル』」中村香子
「木彫り熊とアイヌの工芸」齋藤玲子
「アートもみやげものも:アフリカで暮らす人たちがつくって、売って、買って、贈るとき」緒方しらべ
「売らないみやげものと割れない割り箸:パプアニューギニアの島のみやげもの考」門馬一平
「つくられた伝統とエスニック・アイデンティティ:雲南省ペー族の銀細工」雨森直也
「日本人の新たな定番みやげ:台湾のパイナップルケーキ」鈴木美香子
「開発支援から生まれるみやげもの:モンゴルのフェルト小物にみる脱地域化」風戸真理
「『聖なる町』のみやげもの:観光と巡礼の町のアッシジ刺繡の変化」笠井みぎわ
「グローカル化するみやげもの:ベトナム/世界のマトリョーシカ」鈴木涼太郎

【連載】野僧記:映像人類学者のオートエスノグラフィー
 第4回「語り、声の力」川瀬慈

【記事】「ヒップホップがつなぐ日本とプエルトリコ:協働で架ける橋」村本茜
著者略歴
鈴木涼太郎(スズキリョウタロウ suzukiryoutarou)
専門は観光研究、観光文化論、観光人類学。近年は、日本とベトナムの雑貨類やみやげもの、新潟県佐渡島の民俗芸能鬼太鼓の調査・研究をおこなっている。 主な編著書に『観光という〈商品〉の生産―日本~ベトナム 旅行会社のエスノグラフィ』(勉誠出版)、『観光のレッスン― ツーリズム・リテラシー入門』(共著・新曜社)、『移動時代のツーリズム―動きゆく観光学』(共編・ナカニシヤ出版)など。
田村うらら(タムラウララ tamuraurara)
中村香子(ナカムラキョウコ nakamurakyouko)
齋藤玲子(サイトウレイコ saitoureiko)
緒方しらべ(オガタシラベ ogatashirabe)
門馬一平(モンマイッペイ monmaippei)
雨森直也(アメモリナオヤ amemorinaoya)
鈴木美香子(スズキミカコ suzukimikako)
風戸真理(カザトマリ kazatomari)
笠井みぎわ(カサイミギワ kasaimigiwa)
川瀬慈(カワセイツシ kawaseitsushi)
村本茜(ムラモトアカネ muramotoakane)
タイトルヨミ
カナ:キカンミンゾクガクヒャクキュウジュウゴ ミヤゲモノ タビスルモノガモツチカラ
ローマ字:kikanminzokugakuhyakukyuujuugo miyagemono tabisurumonogamotsuchikara

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