近刊検索 デルタ

2024年2月20日発売

テテクイカ

裂果と雷鳴 或る天使刑の破片

或る天使刑の破片
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内容紹介
言葉の深淵を歩き、迷宮のダンスを踏み、星座をつくるように旅をした詩人、河村悟。
『黒衣の旅人』(2006)後篇として書き起こされた本作は、口述筆記で綴られた詩人による最後の詩で幕をおろした。小説『幽玄F』(河出書房新社)のエピグラフにこの詩を引用した佐藤究による解説、本書の造本を担当したアトリエ空中線、間奈美子氏(言語美術)による特別寄稿を収録。
目次
Ⅶ(われもまたアルカディアにあり)
Ⅷ(いつの夜も月にふる雪をおもへ)
Ⅸ(もはや二度と(ネヴァーモア))

頌辞:(間(あわい))を巡礼する言葉———河村悟 頌 間奈美子(言語美術)
解説:佐藤究(小説家)
著者略歴
河村悟(カワムラ サトル kawamura satoru)
かわむらさとる(1948-2023) 青森県生まれ。著書に、詩集『スピリチュアル・タイクーンの為の舞踏メモ』(メルクリウス社 1984)、『聖なる病い』(思潮社 1986)、『目覚めると雷鳴の巣のなかにいた』(二・二・セ・フィニ カンパニー 2003)、『黒衣の旅人』(書肆あむばるわりあ 2006)、『涅槃雪抄』(七月堂 2020)、詩画集『毛深い砂漠を、横切って――。』(共作、未来工房 1995)、講演録『詩人を天上から引きずり堕ろせ――詩と声と迷宮舞踏』(スタジオポエニクス 2001)、評論『肉体のアパリシオン――かたちになりきれぬものの出現と消失――土方巽『病める舞姫』論』(クレリエール出版 2002)、『舞踏、まさにそれゆえに――土方巽曝かれる裏身体』(現代思潮新社 2015)、句集『弥勒下生』(七月堂 2017)、『純粋思考物体』(テテクイカ 2022)。
タイトルヨミ
カナ:レッカトライメイ
ローマ字:rekkatoraimei

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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