近刊検索 デルタ

2023年10月11日発売

岩波書店

出版社名ヨミ:イワナミショテン

関孝和全集

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内容紹介
近世日本の数学者、関孝和は中国伝統数学を引き継ぎ大きく発展させた。一般論こそ重要であるとした漢字文化圏最初の数学者である関の実像が、新史料の発掘・再発見と緻密な史料批判を反映して初めて浮かび上がる。数学・暦学の著作の解説・現代語訳・訓読・影印に加え、多彩な参考資料と年表、用語辞典を備えた決定版。第1巻 現代語訳総解説では関の生涯、著作、数学の概要に加え、「解見題之法」の著者に関する疑義、東アジア数学の技法について取り上げた。現代語訳は原文を読む手助けとなるような精確な訳文を目指した。年表の各記述は関の事績、関・内山家の動向、門人の活動から西洋の関連事績まで類別して掲載。用語辞典では用例を挙げつつ説明した。第2巻 訓読関の著作はすべて漢文体のため、第一巻の現代語訳とは別に訓読を付す。訓読は、諸本を校合して確定した校合文に基づき、原文に訓点が付されている場合は原則としてそれに従って作成。著作の様態を確認できるよう影印も掲げる。訓読・影印を現代語訳と対照することで関の用語法や文章の微細なニュアンスを確認できる。第3巻 資料関とその門弟の算学・暦学・度量衡資料と関の伝記に関わる多彩な資料を収録。算学資料として『楊輝算法』の訓読や「大成算経」「綴術算経」などの影印、暦学・度量衡資料として「天文大成三条図解」「関訂書」などの訓読、伝記資料として家系図、甲府藩での関の職務内容に関わる資料、算学書の関係記事などを収めた。
著者略歴
上野 健爾(ウエノ ケンジ ueno kenji)
小川 束(オガワ ツカネ ogawa tsukane)
小林 龍彦(コバヤシ タツヒコ kobayashi tatsuhiko)
佐藤 賢一(サトウ ケンイチ satou kenichi)
タイトルヨミ
カナ:セキタカカズセンシュウ
ローマ字:sekitakakazusenshuu

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