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2023年3月22日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

安川加壽子の発表会アルバム

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内容紹介
2022年の生誕100年を機に改めてその業績が注目されている安川加壽子。戦後日本の音楽界を牽引してきた彼女が一番身近な生徒たちのために開いていた小さな発表会は、当時の貴重なプログラムを見るだにその粋な選曲に驚かされる。本書は、現代でもなかなかお目にかかれないような圧巻のセンスで組まれた発表会プログラムをもとに、なかでもとくに魅力的な楽曲を年代順に収載した。クラヴサン曲からプーランクまで多彩な顔触れが並ぶ。
編者は、当時発表会で演奏した経験もある愛弟子・青柳いづみこ。これらの曲が当時の子どもたちのために選ばれた意図・意義を読み取り、楽曲ごとに演奏へのヒントを提示している。
目次
『クラヴサン曲集第3巻』より(F.クープラン)
1.小さな虚無
2.小さな風車
3.修道女モニク

『ハープシコード・ソナタ第6番』より(P.D.パラディース)
4.トッカータ

『クラヴサン曲集』より(L=C.ダカン)
5.カッコウ

『クラヴサン曲集第2巻』より(J.デュフリ)
6.ラ・ヴィクトワール

『15の小品』より(G.ピエルネ)
7.かくれんぼう
8.おばあちゃまの歌

『愛しい人たちへのアルバム』より(G.ピエルネ)
9.小さなガヴォット
10.昔の歌

『子どものための11の小品』より(A.カゼッラ)
11.ジーグ
12.全音階のワルツ
13.シシリアの踊り
14.おわりの踊

『休暇の日々から 第1集』より(D.D.セヴラック)
15.シューマンへの祈り
16.おとなりのお友だちの来訪

『村物語』より(F.プーランク)
17.チロル風ワルツ
18.スタッカート
19.田舎風
20.ポルカ
21.小さなロンド
22.コーダ
著者略歴
青柳いづみこ(アオヤギ イヅミコ aoyagi izumiko)
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院卒。東京藝術大学大学院博士課程修了。学術博士。武満徹、矢代秋雄、八村義夫作品を集めたリサイタル『残酷なやさしさ』により平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を兼ねる存在として注目を集め、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージックペンクラブ音楽賞。2020年、浜離宮朝日ホールにて演奏生活40周年記念公演を開催。テレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK Eテレ『らららクラシック』、『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭』『東京・春・音楽祭』等にも出演。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事、養父市芸術監督。大阪音楽大学名誉教授、神戸女学院大学講師。
タイトルヨミ
カナ:ヤスカワカズコノハッピョウカイアルバム
ローマ字:yasukawakazukonohappyoukaiarubamu

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