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定価:4,840円(4,400円+税)
判型:A5
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内容紹介
近年、専門職は、隣接領域との業務重複や報酬の低下など、大きな社会的変動の中におかれている。本書では、医師・弁護士・教員など9つの集団をとりあげ、報酬と職域に焦点を絞り、それを維持するための戦略を論じることから、日本独自の専門職のあり方を考察。現在の議論に新たな視点を提供し、今後の研究に一石を投じる。
目次
第一章 問題の所在と本書の概要
第二章 医師――「家業」再生産と専門職化との葛藤
第三章 弁護士――仕切られた制度における自由専門職
第四章 聖職者――奉仕の業の社会的変容
第五章 義務教育学校教員――労働運動による専門職待遇の実現を目指して
第六章 高等学校教員――「灯火」としての独自給与体系
第七章 管理栄養士――実質的業務独占・職域確保に向けた職能団体の主張
第八章 看護師――量の確保という桎梏
第九章 保育士――福祉領域の教育職という困難
第一〇章 社会福祉士――曖昧な業務からの報酬(職域)確保運動
第二章 医師――「家業」再生産と専門職化との葛藤
第三章 弁護士――仕切られた制度における自由専門職
第四章 聖職者――奉仕の業の社会的変容
第五章 義務教育学校教員――労働運動による専門職待遇の実現を目指して
第六章 高等学校教員――「灯火」としての独自給与体系
第七章 管理栄養士――実質的業務独占・職域確保に向けた職能団体の主張
第八章 看護師――量の確保という桎梏
第九章 保育士――福祉領域の教育職という困難
第一〇章 社会福祉士――曖昧な業務からの報酬(職域)確保運動
著者略歴
橋本 鉱市(ハシモト コウイチ hashimoto kouichi)
1965年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専攻は教育社会学(高等教育研究)。東京大学大学総合教育研究センター助手、学位授与機構審査研究部助教授、東北大学大学院教育学研究科准教授を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース教授。主な著書に『高等教育の政策過程』(玉川大学出版部、2014年)、『リーディングス 日本の高等教育(全8巻)』(共同責任編集、玉川大学出版部、2010-2011年)、『航行をはじめた専門職大学院』(共著、東信堂、2010年)、『専門職の日本的構造』(玉川大学出版部、2009年)、『専門職養成の政策過程―戦後日本の医師数をめぐって―』(学術出版会、2008年)など。
タイトルヨミ
カナ:センモンショクノホウシュウトショクイキ
ローマ字:senmonshokunohoushuutoshokuiki
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