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2024年5月10日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

岡倉天心『茶の本』の世界

ちくま新書
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内容紹介
日本美術の発展に大きな功績を残した世界的知識人・岡倉天心の全米ベストセラー『茶の本』の魅力とは何か。天心の曾孫にあたる歴史家が多角的に徹底解説する。

曾孫が語る
世界的名著の魅力

明治時代に国を挙げて西洋化に突き進むなか、日本美術の発展に功績を残した岡倉天心(1863-1913)。ボストン美術館中国・日本美術部の責任者として、東洋の美術を欧米に紹介し、1906年刊行のTHE BOOK OF TEA(『茶の本』)が全米ベストセラーとなったことで国際的に知られる。岡倉天心の曾孫であり、近現代の国際関係史を専門とする著者が、国際文化交流の見地から『茶の本』をこれまでに知られていなかった視点をふんだんに盛り込んで徹底解説する、決定版入門書。
目次
序 章 『茶の本』の世界
第一章 『茶の本』は「茶の湯」の経典か
第二章 宗教と哲学から『茶の本』を読む
第三章 文学・演劇にみるユーモリスト
第四章 中国文化との関連
第五章 万国博覧会と日本の建造物
第六章 ガードナー夫人のサロンに集う人々
第七章 詩で詠む『茶の本』の世界
終 章 黄昏
著者略歴
岡倉 登志(オカクラ タカシ okakura takashi)
岡倉 登志(おかくら・たかし):1945年生まれ。明治大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。大東文化大学名誉教授。横山大観記念館評議員。専門は19~20世紀のヨーロッパ・アフリカ関係史、日本と西洋の交流史。天心岡倉覚三の曾孫にあたる。著書『二つの黒人帝国』(東京大学出版会、1987年、駿台史学会奨励賞)、『「野蛮」の発見――西欧近代のみたアフリカ』(講談社、1990年)、『世界史の中の日本――岡倉天心とその時代』(明石書店、2006年)、『岡倉天心 思想と行動』(共著、吉川弘文館、2013年)など多数。
タイトルヨミ
カナ:オカクラテンシンチャノホンノセカイ
ローマ字:okakuratenshinchanohonnosekai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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