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2022年7月11日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

人を賢くする道具

インタフェース・デザインの認知科学
ちくま学芸文庫
ちくま学芸文庫
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内容紹介
機械中心ではなく、人間中心のデザインへ。数値のグラフ化や商品陳列棚、航空機コックピットの設計等を例に、認知とデザインの関係をとく先駆的名著。

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機械のためではない、人間のためのデザインへ。数値のグラフ化やアラビア数字、商品の陳列棚、航空機のコックピットなど豊富な事例から、アーティファクト(人工物)が人の認知にどう作用するか、認知を助けるデザインとはどんなものかをわかりやすく説く。「人間の代わりに環境が記憶してくれる」「機械で問題を解決できるのではないか、という問い立ては間違っている」など、本書は人とモノと社会の関係を根本から再考し、読むたびに新たな発見をもたらしてくれる。ベストセラー『誰のためのデザイン?』の著者による「人間中心デザイン」論。研究者だけでなく、開発、デザインに関わる人の必携書!

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「人間」がわかれば、デザインが変わる
ベストセラー『誰のためのデザイン?』の著者が明かす、あたりまえだけど気づかなかったこと
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【目次】
第1章 人間中心のテクノロジー
第2章 世界を体験する
第3章 表現のもつパワー
第4章 アーティファクトを人間に適合させる
第5章 人間の心
第6章 分散された認知
第7章 ものには、それが収まるべき場所がある
第8章 未来を予言する
第9章 ソフト・テクノロジーとハード・テクノロジー
第10章 テクノロジーは中立ではない
著者略歴
D.A.ノーマン(ノーマン nooman)
D. A. ノーマン Donald A. Norman 1935年、ニューヨーク生まれ。アメリカ合衆国の認知科学者、認知工学者。カリフォルニア大学サンディエゴ校名誉教授。アップル社のフェローなども務めた。著書に『誰のためのデザイン?』、『記憶の科学』、『複雑さと共に暮らす』など多数。
佐伯 胖(サエキ ユタカ saeki yutaka)
佐伯 胖(さえき ゆたか) 1939年生まれ。専門は認知心理学。ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了。東京大学・青山学院大学名誉教授。日本認知科学会フェロー、日本教育工学会名誉会員。おもな著書に、『「学び」の構造』、『「きめ方」の論理』、『「わかる」ということの意味』など。訳書にレイヴ+ウェンガー『状況に埋め込まれた学習』などがある。
岡本 明(オカモト アキラ okamoto akira)
岡本 明(おかもと あきら) 1944年生まれ。専門は福祉工学。慶應義塾大学工学部卒。株式会社リコー勤務の後、筑波技術大学教授。現在同大学名誉教授。工博、社会福祉士。元ヒューマンインタフェース学会副会長。著書に『情報福祉の基礎知識』ほか、訳書にD. A. ノーマン『誰のためのデザイン 増補改訂版』、同『エモーショナル・デザイン』ほか多数。
八木 大彦(ヤギ オオヒコ yagi oohiko)
八木 大彦(やぎ おおひこ) 1939年生まれ。専門はヒューマン・インタフェース・デザイン。京都工芸繊維大学工芸学部卒。株式会社リコーに勤務し、商品デザインを担当した後、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授を経て、現在同大学名誉教授。共著にHCDライブラリー第2巻『人間中心設計の海外事例』のほか、全8巻の編集がある。
嶋田 敦夫(シマダ アツオ shimada atsuo)
嶋田 敦夫(しまだ あつお) 1960年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。社会学修士。株式会社リコー勤務。同社情報通信系研究所でソフトウェア系の研究員、研究室長を経て、複数の新製品開発プロジェクトのプロダクトマネージャーと商品化後の事業開発責任者を担当。
藤田 克彦(フジタ カツヒコ fujita katsuhiko)
藤田 克彦(ふじた かつひこ) 1952-2016年。東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻博士課程中退。株式会社リコー勤務。研究開発本部で自然言語処理研究などに従事した。
タイトルヨミ
カナ:ヒトヲカシコクスルドウグ
ローマ字:hitookashikokusurudougu

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