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定価:3,300円(3,000円+税)
判型:四六
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内容紹介
おなじくシェーンベルクの系譜につらなりながら、きびしい凝縮への意志を核としたヴェーベルンに対比して、しなやかな拡大への志向をはらむベルク音楽。アドルノの若き日の作曲の師ベルクへの回想および『ヴォツェック』、『抒情組曲』に代表される諸作品の詳細な分析を通して、その音楽の全貌を伝える。
目次
序言
音調
回想
作品
楽曲分析とベルク
『ピアノ・ソナタ』
『ヘッベルとモンベルトの詩による歌曲』
『初期の七つの歌曲』
『弦楽四重奏曲第一番』
『アルテンベルク歌曲集』
『クラリネット小品集』
『管弦楽小品集』
『ヴォツェック』の性格規定のために
『室内協奏曲』のためのエピレゴメナ
『抒情組曲』
演奏会用アリア『酒』
『ルル』覚え書
作品目録
本文解題
訳者あとがき
音調
回想
作品
楽曲分析とベルク
『ピアノ・ソナタ』
『ヘッベルとモンベルトの詩による歌曲』
『初期の七つの歌曲』
『弦楽四重奏曲第一番』
『アルテンベルク歌曲集』
『クラリネット小品集』
『管弦楽小品集』
『ヴォツェック』の性格規定のために
『室内協奏曲』のためのエピレゴメナ
『抒情組曲』
演奏会用アリア『酒』
『ルル』覚え書
作品目録
本文解題
訳者あとがき
著者略歴
Th.W.アドルノ(アドルノ,Th.W. adoruno,Th.W.)
(Theodor W. Adorno)テーオドール・W. アドルノ
1903年フランクフルト生まれ。青年時代から哲学と音楽の両分野で才能を発揮。哲学博士号取得の後、1925年よりウィーンでアルバン・ベルクに作曲を学び、音楽家と交流。1928〜31年前衛的音楽評論雑誌『アンブルッフ』の編集を担当する。1931年キルケゴールに関する論文で教授資格取得。1938年アメリカ移住。フランクフルト学派の一員として社会研究に従事。1949年にフランクフルトに戻り、ホルクハイマーとともに1950年社会研究所を再開する。戦後はその鋭い社会批判によってドイツの思想界をリードし、ドイツ社会学会会長も務める一方で、現代音楽の高度な評論・分析によりヨーロッパの作曲家に大きな影響を与えた。1969年没。『啓蒙の弁証法』(1947)『新音楽の哲学』(1949)『ミニマ・モラリア』(1951)『否定弁証法』(1966)『アルバン・ベルク』(1968)などの著書がある。
平野 嘉彦(ヒラノ ヨシヒコ hirano yoshihiko)
1944年生まれ。東京大学名誉教授。ドイツ文学専攻。著書に『プラハの世紀末──カフカと言葉のアルチザンたち』(岩波書店、1993)、『カフカ──身体のトポス』(講談社、1996)、『獣たちの伝説──東欧のドイツ語文学地図』(みすず書房、2001)、『ツェラーンもしくは狂気のフローラ──抒情詩のアレゴレーゼ』(未來社、2002)、『マゾッホという思想』(青土社、2004)、『ホフマンと乱歩──人形と光学器械のエロス』(みすず書房、2007)、『死のミメーシス──ベンヤミンとゲオルゲ・クライス』(岩波書店。2010)、Toponym als U-topie bei Paul Celan. Auschwitz – Berlin – Ukraine (Königshausen & Neumann, 2011)、『ボヘミアの〈儀式殺人〉―フロイト・クラウス・カフカ』(平凡社、2012)など。
タイトルヨミ
カナ:アルバンベルク
ローマ字:arubanberuku
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